月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

『LEMON』のセルフ・ライナーに思う

(ここに書くタイミングちょっと遅れたけど、)“忘れた頃にやってくる”一色進さんの「ジャックフルーツ・シングルズ・セルフ・ライナー」、今回の『LEMON』の章は、待ってました!でした。なんといっても『JACKFRUIT SINGLES』の今までの10曲の中で、いちばん私がマイッてるの、なんだかんだいってこのB面(だから面はないんだが)の「Arcade Cascade」だったりするから。 http://jacktachi.exblog.jp/11794328/

 

文章の隙間にひそむジャック達トリビアも印象的ながら、ハーデスト・ブロウはやっぱこの一文でしょ。

この曲を初めてライブ前のリハーサルでやった時に これは将来のライブでハイライト・チューンに使えそうだと思った。 その時からずっとこの曲の夏秋のドラムが素晴らしい。

 

『その時からずっとこの曲の夏秋のドラムが素晴らしい。』

 

ふう…。まったく、そのとおり。ほんとうに、そうだ。

 

リリース時にこのあたりでもうさんざん書いたけど、どんなときでも百発百中素晴らしい夏秋さんのドラムの中でも、この「Arcade Cascade」のドラムの凄さはちょっと度を越しているというか…、そのアリサマがもう尋常とはいえないわけで。特に(これも前に書いたけど)、2コーラスめの入りのドラムの凄さ。このほんの数秒のさりげないフレーズに、毎回、爆破されそうなおそろしい思いする。いったいどうすると、こんなドラムが叩けるんだろう!?この音のつながりにどうして自分がこれだけマイッてしまうのかも、よくわからないけれど…。ただひとつわかるのは、この音は「形」ではなく「内実」なんだなってこと。夏秋さんじゃないとこの音は出てこないと思う。

 

で、一色さんの文章を読むと私はいつも思うんだけど、一色さんと私って物事に対して「カッコイイ!」と思うポイントが近い…というか、ほぼ同じなんじゃないか?って。おこがましいけど(笑)。ジャンルとかいう茫洋としたものではなく、もっとピンポイントな、「あ、そこ突かれるとダメ!」という落ちるツボみたいなものが。それは、音に限らず、歌詞の中の言葉とかもそうなんだけどね。

 

そう、だからね、一色さんって、私以上に、いつも夏秋さんのドラムに「うわ、それ、ヤバすぎる!」「ダメ、まじカッコよすぎ!」「それやられたら崩れ落ちるって…!」とか思ってるんじゃないかって(笑)。世の中の誰よりも夏秋さんのドラムにメロメロなの、一色さんかも、なんて思うのだ。

 

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