月夜のドライブ

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TAMA映画祭で『リバー、流れないでよ』を観た

昨年『銀平町シネマブルース』の最速上映を観たTAMA映画祭で、今年はヨーロッパ企画のプログラムが組まれるらしいと知り、チケット買って楽しみにしていた。なんと『サマータイムマシン・ブルース』の舞台版と、映画『リバー、流れないでよ』の2つを連続上映のあと、トークも。

 

第33回映画祭TAMA CINEMA FORUM
【B-7】“タイムトラベル劇団”ヨーロッパ企画の世界
11/26[日] パルテノン多摩小ホール
15:00-16:55 サマータイムマシン・ブルース(舞台映像、2018年版)
17:05-18:31 リバー、流れないでよ
18:40-19:20 トーク ゲスト:上田誠氏、山口淳太監督、藤谷理子氏、石田剛太氏

 

 

6月に公開されて以来、観たいと思いつつ観そびれてた「リバー、流れないでよ」、やっと観れた。笑い通しだったけど最後のほうはなぜかずっと泣いちゃってたな…すごくいい映画だった。ローマの休日×2分間×n回だーって思ってジンとしちゃった…。貴船、素敵だな~。いつか行ってみたい。エンドロールのサポーターにお友だちの名前も確認。

 

上田さん、山口監督、藤谷さん、石田さんのトークも楽しかったー!映画祭がサブタイトルに名付けた「タイムトラベル劇団」が上田さんたちにウケて、その名に恥じない劇団でありたいと(笑)。

 

それにしても「リバー、流れないでよ」、藤谷理子さんがつくづくすごい。あんなにあらゆる能力が高いのにあんなに愛らしくて、しかもずっとおもしろくて。稀有な女優さんだなあ…。彼女の存在あっての映画なのではと思う。(しかも今日のトーク貴船出身とお聞きしてビックリ)

 

名作舞台「サマータイムマシン・ブルース」の2018年版と「リバー」の連続上映だったのもオモシロかった。配役はいろいろなのに酒井さんがどっちも「理系の男」として颯爽と登場してたのおかしかったなー(笑)。酒井さん確かに理知の宿る声よね…。2018年舞台版は私も関内ホール観てるけど、その時は席が遠かったし劇団員さんの名前も知らない頃なので、あらためて新鮮に観られた。映像でディテイルもよくわかってめちゃめちゃ笑った!みんな(当たり前だけど)少しずつ若くって。中川さんとかこないだの公演(『切り裂かないけど攫いはするジャック』)と役柄の見た目違いすぎてビビッたわー。そしてやっぱり私諏訪さん大好きだー。自分尺度で文句を言ったり勝手に解決したりする姿が、常にオモシロくて愛らしくていつまでも見てたくなるー。唯一無二の魅力!

 

 

ちょうど入院中の父のことがあってちょっぴり疲れてもいたので、イベントに行くのどうしようか直前まで迷ってたんだけど、えいやと行ってよかった。エンターテイメントは心を支えてくれるね…(少しの余裕がないと、あまりにギリギリの状態だと、行くこともままならないけども、ね)。

 

ロビーに飾ってあった、TAMA映画祭のスタッフさん手作りの「リバー、流れないでよ」貴船神社の鳥居とミコトちゃん、「サマータイムマシン・ブルース」のタイムマシーン(と公式キャラのかちんこくん)。愛にあふれてるー!

 

【「あとからメモ」として当日ツイなどをまとめなおしてアップしました。2024/05/06記】