月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

『ジェニーはご機嫌ななめ』byハイポジだぜ

テクノ系(って言い方もずいぶん大ざっぱすぎるけど…)全般に疎い私が、ハイポジのCDを持っている。なぜかって言えば、そりゃもう夏秋文尚さんが叩いてるから、ってことに他ならないのだ。『ジェニーはご機嫌ななめ』、ハイポジ2000年のマキシシングル。いやほんとこのカテゴリー、いろんなCDが出てくるなー(笑)。泣く子も黙る、凄腕(というより痩身…)ミュージシャンだからね。

 

ハイポジと言えば、このジャケのとおり、もりばやしみほさん+近藤研二さんのユニット、というのが私の認識だったのだけど、最近では、もりばやしさんひとりでやってるみたい。で、この楽曲では夏秋さん、v-drum叩いちゃってます!なんかプシュプシュ言ってる(笑)。前にも書いたように夏秋さんのドラムって、ジャック達とかグランドファーザーズとか博文さんソロとか、いい意味でゆるくて、いい意味でいい加減で、いい意味で雑な、まあとにかくそういうオーソドックスなバンドサウンドの中でひときわ輝くと私は思っているのだけど、それとは別に、ただ単純に、シンセドラム叩いてる夏秋さん見てみたーい!だって全然想像できないんだもん(笑)。(←単なる興味本位か!)

 

曲自体は、もう今さら説明の必要もないぐらい有名な、沖山優司作詞・近田春夫作曲の、ジューシーフルーツのカバー。これがヒットしてた頃リアルタイムで「ザ・ベストテン」にかじりついてたお子サマだったけど、「色モノ」の認識が強くて、まさかこんなに後世に残るテクノ・スタンダードになるとは思わなかったな。もりばやしさんの声は、もう文句ナシにこの曲にピッタンコ。そして(夏秋さんは参加してないけど)カップリングで演ってるのはあの「ラジオスターの悲劇」だよ、その徹底ぶりに笑っちゃう。

 

さらに!湾岸バカ(また出ましたこのワード…)的に「おおっ」と思わず反応してしまったのは、この「ジェニーはご機嫌ななめ」、ベースを栗原正己さん(栗コーダーカルテット)が弾いてるのだ!DCPRG(デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン)で栗原さんがベースを担当してるのは知ってたけど、こんなところでお会いできるとは。「ドラムス・夏秋文尚、ギター・近藤研二、ベース・栗原正己」ってこの組み合わせ、ああなんだか素敵すぎ~!(私だけ?笑) なんとなく寡黙な感じだけどね、三人とも(笑)。

 

このあくまでテクノイメージなジャケも素敵。こういうカッコが似合っちゃうもりばやしさん、イカすなあ。そして後方の近藤さんも、テラテラの銀色スーツ着て、髪形もなんかスゴイことになっちゃってます(笑)。うーん、「湾岸系きっての美男子(byとりりん)」近藤さんは、ふだんの方が、もっとカッコイイかなー…。

 

 

*『ジェニーはご機嫌ななめ』ハイポジ