月夜のドライブ

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ドラムとジャケを愛でるのだ『souvenir』

画像ジャック達の次がコレかよ!というツッコミは置いといて、ハイハイもーどんどんいっちゃいますよ、夏秋文尚さんカテゴリー。(←開き直ってるし。)加藤紀子さんの98年のアルバム、『souvenir』。この中で1曲、夏秋さん叩いてまーす。

 

土曜に行った esqのライブでは、三谷泰弘さんが、バンドメンバー一人ひとりをじっくり紹介するコーナーがあって、三谷さんに「最初に会って一緒にやろうってことになったとき、なんか躊躇してたよね?(笑)」と振られた夏秋さんが「いや、嫌だったってわけじゃないんだけど…ほんとにこれでいいのかなって…」と、ボソボソッと答えるシーンなどがあり、私のミーハー心を超うれしがらせてくれたわけなんだけど(笑)、その中で、ギターの飯塚さんの話だったかに、この加藤紀子さんの名前も出てきてた。それはたぶん三谷さんが作曲・編曲をした「出会えてよかった」というナンバー(ちなみに、夏秋さんドラム、飯塚さんギター、沖山優司さんベース)の話で、96年の『flower diamond』というアルバムに入ってる。esqつながりってことでいえばこっちなんだけど、この『sovenir』のほうがジャケがカワイイので今日はこちらで。

 

画像だって、アート・ディレクションがあのgroovisionsですから!(クリエイティブ・ディレクターは川勝正幸さん。)インナースリーヴも、写真、イラスト、色合い、いちいちカワイイ。中の写真でチャッピーも登場してまーす。7年前のジャケットでも、全然古い感じしないのはさすが~。

 

で、このアルバムの中の「ひとり気ままに旅をするのさ」って曲に、夏秋さんが参加。このドラムがねー、もうイントロからゴッキゲンで素敵~!まあ歌うのが加藤さんだからアルバム通しておおむね深刻な歌ってことはないんだけど(偏見?)、これは中でもポップな曲。そこで鳴る夏秋さんの朗らかなドラム、あーいい音だなー(泣)。途中、ちょっとしたブレイクがあって、ドラムソロがフィーチュアされる、もーここだけでも涙モノにカッコイイ!ほんと好きだ…。もしこのアルバムを中古屋ででも見かけたら、夏秋さんのドラムを聴くためだけに買っても損はないです。あ、あとね、この曲、ペダルスティールをあのメトロファルスの、あの青山陽一さんバンドの、あのロンサムストリングスの、あのウクレレ・カフェ・カルテットの(←これは全然「あの」じゃないか…)、まあとにかくその、田村玄一さんが弾いとりますですよ。あーもう、ミュージシャンクレジット・フェチにはたまらない…。

 

いやしかし、アイドル(加藤紀子さんってアイドルだよね?)のアルバムが出てくるとは思わなかった…。私、よほどのことがないとアイドル系のCDは買わない(慶一さんプロデュースの美奈代ちゃんとか、カーネーション絡みの森高とか…)ので、まあ、夏秋さんのドラムは「よほど」です。キッパリ。って、私の「よほど認定」が出されたからってご本人には何のいいこともありませんが。

 

*『souvenir』加藤紀子