月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

クリームに完全に惚れた

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盆踊り、七夕祭り、海&温泉、キャンプ…と続いた夏のお出かけ月間もひと段落、やっと私の平時が戻ってきました~。ってことで聴いとりますよー、クリーム『Disraeli Gears』。…っていうか、これカッコよすぎーーー!!めちゃヤラレるーーー!!好きだーーー!!今さらそんなこと言ってるのヘンだよね。世間では周知の事実だよね。いやしかしさあ。この歳になるまで聴いたことなかったんだよ、クリーム。いやホントヤバイ…、どうしよう。

 

こないだのブラインド・フェイスと同じで、いかな洋楽オンチといえども、この超有名なジャケは知ってましたよ。そういえばウチの弟も持ってた。それから「Sunshine Of Your Love」とか、このアルバムじゃないけど「White Room」とかいったヒット曲も、コンピなんかに入ってるの聴いたことある。でもそのときはピンとこなかったなあ。私にとっては今こそが、「時代はクリーム!」なのだ、年齢的にも時代的にもどうなのかってギモンはあるけども。

 

クリームってこのバンドも、たった3年ぐらいで解散してるんだよね。それにしても聴けば聴くほど、奇跡的なバンドであることよのう、としみじみ。何、このギターとベースとドラム!たった3人で、たった3つの楽器で、音楽の成し得る最大の快楽を実現してる。うっとり…。「Strange Brew」のラリッちゃいそうな音、「Sunshine Of Your Love」のブッといギターリフ(ゲイリー・ムーアが「世界で2番目に有名なリフ」って言ったというのはホント?)、「Tales Of Brave Ulysses」のワウギターのシビレる響き、「Swlab」の疾走感、私がつい最近ぶっ倒れてこのアルバム買うキッカケになった「Outside Woman Blues」のブルージーなフレーズ、ああ、もー最高!いやこれ聴いたら「クラプトン、サイコーッ!!」って言わざるを得ないよねえ。クラプトン、サイコーッ!!…遅いってば。ほんと、今まで“OL御用達”とか“アンプラグド長者”なんて思っててすみませんでした(謝)。いや別に長者でもいいんだけどさ、こんなにカッコイイなら早く言ってよ!ああ、惚れた。完全に。

 

それとさ、クリームってジャック・ブルースエリック・クラプトンの2人がボーカルとってるのね。これが、サイコーにカッコイイーーー。演奏がこんなにもすぐれたバンドが、魅力的なボーカリストを2人かかえるという奇跡。「Sunshine Of Your Love」とか「World Of Pain」は、ふたりが交互にメインをとってるけど、シックで男っぽいジャック・ブルースの声と、クラプトンのメロウで若々しい声がかわるがわる聞こえてくる展開、そしてこの妖艶なハモり。うわーーー、ダメだってば、男性ボーカルで回す曲にほんとに弱い私…。メロメロ…や・ヤバい…。

 

よく「捨て曲なし」って言われるアルバムがあるけど、この『Disraeli Gears』、まさにそれ。どの曲もクラクラするぐらいカッコイイ。どんなバンドだよ、これ。クリームって、ライブではアルバムと違う、十何分ものインプロビゼーションが聴けてそれがまたすげーらしいんだけど、聴いてみたいなあ。こうなったらいっそのこと、クリームの音源がほぼすべて入ってるという4枚組BOX買っちゃうか…。いやそれはあまりにもイキナリすぎるか…。アドバイスあらばお願いします。ま、とりあえず次はヤードバーズ行っちゃうぜ!Amazonでクリック済み~。いやしかし、ついこのあいだのクリーム再結成なんて、まったく気にも留めてなかった私がね…。生きてるといろいろなことがあるもんだ、ホント。

 

*「Disraeli Gears」Cream