月夜のドライブ

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ドラマー夏秋さんの「天国」と「地獄」

たまには、大好きなドラマー・夏秋文尚さんカテゴリーの、マニアックなやついってみよー。モノはさほどマニアックでもないけど。ずいぶん前から書こう書こうと思ってた記事。ま、このタイトルやりたかっただけなのがバレバレですが…。

 

画像まず、「天国」のほう。大江千里さんの『納涼千里天国』というDVD。昔、別々に出ていたビデオを2in1にしたDVDで、大江千里さんの89年~96年のスタジアムライブが入ってる。夏秋文尚さんは、千里さんの91~92年の「HOMME」ツアーのドラマーをやっていて、このDVDで言うと、92年8月の西武球場のライブがそう。千里さんが内藤こづえさんデザインの衣装着てライブやってたころで、大勢のダンサーが入っためっちゃ派手なステージング。ミュージシャンはパルテノン宮殿みたいな巨大なセットに各々配置されていて、ドラマーは宮殿の奥にすっぽり収まったままほとんど見えません(笑)。このときのバンド、Keyに細見魚さん(現HEATWAVE)、G&Keyに清水信之さん。清水さんってギターも弾くんだね、(彼のアレンジと同じく)ものすごくポップな音だ。この野外ライブは、日差しの照りつける昼間から夕闇を経て夜へと移り変わっていく夏の空気感が、映像で見ていてもすばらしい。この巨大なステージで、幾万のオーディエンスを踊らせミュージシャンと歌い手を弾ませる、そのリズムをひとりで叩き出すドラマーって、どんな気分なんだろう。

 

「HOMME」ツアーのビデオも持ってるんだけど、こっちはちゃんと夏秋さん映ってます(笑)。ラスタカラーの派手な衣装着て、カメラに向かってはにかみながらのキラースマイル。すてきすぎる…。そしてドラムセットはなぜかロートタム。ビジュアル系かっていう(笑)。

 

画像で、「地獄」のほう。『地獄少女オリジナルサウンドトラック』(06)。「地獄少女」すごいネーミングですが…。このサントラの最後の1曲、アニメのエンディングテーマである「かりぬい」という曲で、夏秋さんドラム叩いてます。深くてダイナミックな音。夏秋さんのドラムは、いつどこで鳴っていてもほんとうにスケールの大きいいい音してるなあ…。このトラックがまた、ベース・渡辺等、ギター&マンドリン小倉博和という豪華メンバー。シビレるようないい演奏してます。この曲、PVにもなってて、ココに映像とか。歌い手の能登麻美子さん(「閻魔あい」役の声優さん)、美しい方ですなー…。

 

聴いていて思うのは、夏秋さんのドラムって、天国にいても地獄にいてもどこにいても、やっぱり夏秋さんの音してるんだな…、ってこと。大好きだ。