月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

アンタッチャブルのこと

週末は、大阪のGF'sライブを観に行けなかったことにずどーんと落ちこんでいたのだけど、昨日はまたべつのことで気持ちが沈んでた。アンタッチャブルの柴田さんの休養の件。詳しい情報はあまりないままでとても心配なのだけれど、無責任な憶測を目に入れるのも嫌で、あまりネット上の余計な情報は拾わないようにしてる。シゴトで徹夜だった昨日は、柴田さんのブログの最後の記事に応援のコメントがついてどんどん数が伸びていくのを、ただ眺めてた。

大好きな芸人さんなんだー。私ふだんあまりテレビ見ないし、お笑いのこともほとんど知らないんだけど、ピンポイントでほんとに大好きな存在で。抜群な頭のよさと口の悪さ、ふとこぼれてしまう人のよさ、(しかもメガネで細身…、)もう惚れ要素満載すぎて。柴田さんの天才的にキレのいいツッコミを見るの、ほんとうに大好き。隙なく構築されたネタと天性のカンがギリギリせめぎあうようなアンタッチャブルの漫才やコント、すばらしいと思うし、好き嫌いを超えて彼らの漫才って「完璧」に近いと思ってる。彼らの芸を見ていると、研ぎ澄まされた美しささえ感じるんだよね…人ってここまでいけるんだ、とタメイキが出るような。山崎さんのボケは言うまでもなく誰にも到達不可能な天賦の才だけれど、それを最大に輝かせることのできる柴田さんの力量がやはりすばらしい。

アンタッチャブルというコンビには、「よくこの二人が出合って、いっしょに組んでくれたな…」と神様に感謝したくなるような、大好きなバンドに感じるのと同じ“奇跡”を感じてしまう。山崎さんはもちろんピンでもじゅうぶんすぎるほどおもしろい芸人さんだけど、柴田さんと山崎さんが絡んだときの、あのコントロール不能なビッグバンのような爆発力は、あの二人の組み合わせからしか生まれない。だからね、やっぱり、「山崎」と「柴田」ではなく、山崎さんと柴田さんが揃った「アンタッチャブル」でいてほしいんだよね…。それは、痛切な願い、のようなもの。

どんな事情があるのか、今はよくわからないけれど、柴田さんがゆっくりしっかり休養をとって、万全の調子で、また私たちの前に姿を見せてくれたらいいなと思う。それまでずっと、待ってたい。柴田さんみたいなツッコミは柴田さんにしかできなくて、他の人じゃどうしても代わりがきかないから、ね…。