ライブ会場で買った、ムーンライダーズの限定CDを聴いてます。ここ5カ月のライブ観てて「ムーンライダーズの本領はライブで出るねライブ！」と100％確信したくせに、こんなCD聴いちゃうと「ムーンライダーズの本領はやっぱりレコーディングにあるねレコーディング！」とも言いたくなる。まさに六人六様のバラッバラな個性が、ムーンライダーズらしいとしか言いようのないサウンドの上で揺れたり泳いだり踊ったり暴れたりしてる。
「Tokyo,Round and Round」作詞：鈴木慶一 作曲：岡田徹
「恋はアマリリス」作詞：白井良明、鈴木慶一 作曲：白井良明（配信ヴァージョンとミックス違い）
「You & Us」作詞・作曲：鈴木慶一
「Tokyo Ojyan」作詞：鈴木博文 作曲：武川雅寛（「Tokyo Navi」歌詞違い曲）
「三日月の翼」作詞・作曲：鈴木博文
「Come Up」作詞・作曲：かしぶち哲郎（配信ヴァージョンとオケ違い）
（公式サイトより）
という6曲が入ってるのだけど、このあいだのライブでオーディエンスの心を一気に浮き足立たせた、かしぶち曲「Come Up」がやはりとてもよくって、何度もリピート。
それと、これまで個人的にピンときてるとは言い難かった（ゴメンなさい）「恋はアマリリス」なんだけど、このCDに収められてるミックス違いバージョンのほうが圧倒的に好き！！配信バージョンより、良明さんのすさんだ音のエレクトリックギターが立ってて、そのぶんひどくせつなく感じる。配信のときには歌詞をほとんど気にせず聴いていたのが、このCDのブックレットで歌詞を読み、それでまた参る。なんて言葉少なに色っぽい詞なんだろう…。
冬が来るのを二人で
待ち合わせた 十月
君はどこかで また
香ることだろう
待ち合わせってエロティックだな…、かなうかどうかわからない、未来の約束を信じることって。そして、今隣にいない人を祈ることも。痛みと背中合わせの大人の恋…だね。
と、CD聴きながらライブのことを思い返したりしてたら、文章が長くなってしまったので、続きは別記事で。
絵が変わるジャケの仕掛けがおもしろい！
