山積した仕事は相変わらずあんまり手に付かないままなのだけど、でも、日が経って、少しは元気が出てきたかな…。いや、そもそもセンチメンタルになるようなできごとじゃないよ、ってこともわかってるんだけど、ね。
ジャック達というバンドについてひとつ、私はずっと誤った思いこみをしてた。それはね、ジャック達って、メンバーそれぞれがじゅうぶんなぐらいのミュージシャンズキャリアを重ねたあげくにできたバンドだから、バンドの方向性で迷ったり運営で揺れたりっていう段階はもうスキップしてるんじゃないかって。だから「メンバー脱退」とか「解散」とかってことはないんだろうなって、なんとなく勝手に思いこんでた。でも、メンバー脱退、あるんだよね、ロックバンドだもん。どっか不安定でやっぱり先は見えなくて、そこにキャリアなんか関係なくて。そうか…ジャック達もやっぱりそうだったんだね。と、ヘンな話だけど、そこは永遠の青春を見るような、不思議に眩しい気持ちだったり。
ピートさんの主宰バンド・Killing FloorのBBSで、ピートさんが今回のことについてさらっとふれてたから、勝手に転載させてもらっちゃおうかな。私にとっては、メンバーから聞こえてくるひとつひとつが、意味のある言葉なので。5/10付の書きこみの一部より。
2003年からやってた「ジャック達」を脱退する事になった。こう考えるとケッコー長かったね。
40になってからいろいろ活動の事考えてて.....
もっと自分の為に時間を使おうと思った。
一昨年病気になった時にそれは強く感じたかな。
勝手かもしれないが勝手で良いと思ってます。
バンドはそんなもんだ....。
メンバーとも交流はあるので別の形で一緒になる現場もあるだろうしね。
とりあえず6月のライヴでお別れだ!
ありがとう!
ふふ、クールなピートさんらしいね。もちろん、ここにあることがすべてじゃないだろうし、それをファンがぜんぶ知る必要もないし。
とにかく、ロック・ゴーズ・オン、メロディー・ゴーズ・オン、ライフ・ゴーズ・オン、ってこと。ジャック達ってバンドにとっても、メンバーそれぞれにとっても、ファンひとりひとりにとっても。