月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

相変わらずof Montrealの日々

画像はあ~…。ここのところ、けっこういろんな音が飛びこんできているのだけれど、それはまたあらためて書くとして。相変わらず、of Montrealにタメイキの日々。ブームというか、Kevinくんの声はもう日常のデフォルト、って感じ。洗濯するときもお米とぐときも机組み立てるときも(←新学期だからね)、オブモン鳴りっぱなし。つい1カ月前は名前も知らなかったバンドなのに…。でも、ハマるときってこんなものかもね。恋、だから。恋はするものじゃなくて、落ちるものだから。(←カンペキ何言ってんだ状態…)

 

で、画像はさっき届いた3枚。やっときたー。たぶんこれでof Montreal名義のアルバムはほぼぜんぶ揃ったかな…。私の場合アルバムコンプリできてるアーティストなんてホントに数えるほどなのに、そのひとつにこんな海外のインディーバンドが名を連ねることになるなんてまさか思わなかった。生きてるといろんなことがあるなあ…。

 

画像でも、じつのところ、ターンテーブルに載せてるのは(ってレコードじゃないけど)『Hissing Fauna, Are You The Destroyer?』(07)ばっかり。もう本当に、なんかのクスリ入ってんじゃないかってぐらい抗えない魔力がある。レーベルのサイトからダウンロードした歌詞をプリントアウトして、それをいつも持ち歩いてます。仕事行くのに地下鉄乗るときも、銀行やスーパーへ自転車走らすときも、リビングのステレオでCDかけるときも、つねにKevinくんの難解な英単語と舌噛みそうな言葉の機銃掃射を紙の上で追っかけてる。カラオケにあったらもう全曲歌えるよ!ま、ないだろうけど…。

 

こんなに歌詞カード眺め倒すのも、10代のはっぴいえんど、20代のムーンライダーズカーネーション、以来かもな…。ま、相手は外国語なんで眺め倒してもぜんぜん理解しきれないんだけど。でも、日本人だからといって私が鈴木慶一さんの歌詞をぜんぶ理解できてるかといったらそんなことないから、英語力の問題だけでもないんだよね。言葉が後ろ手に持つ「普遍」を少しでも受け取れたらいいな…って思う、それがどんな国の言語であっても。

 

ああ、Kevinくんの発する「not」って言葉の悲愴さと色っぽさったら、寒気がするぐらい。音と言葉でできたこんなにうつくしい芸術品が存在することの驚き。完璧、と言っていいと思う。