月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

Eros' Entropic Tundra

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聴きかけのof Montrealのナンバーの中でも
とりわけ好きな曲。
『Satanic Panic In The Attic』(04)に入っている
「Eros' Entropic Tundra」。
せつないメロディとせつない歌詞。
Kevin Barnesの並べる言葉の中では
ストレートなほう、だと思うけど、
タイトルはさすが。
「エロス・エントロピック・トゥンドラ」ね…。


All I ever get is sad love
while watching all my friends find their happy love
I don't understand why I should be without love

悲しい恋ばっかり、さ
友達はみんなうまくやってるってのに
どうしてぼくだけが愛に見放されてるのかわかんない

All I ever get is sad love
always falling for the ones who feel nothing for me
Sometimes I think I should just forget about love

悲しい恋しかしたことないよ
ぼくになんか興味のない娘(こ)ばっか好きになっちゃうんだ
恋のことなんかきっぱり忘れたほうがいいのかもしれないな


Kevinくんのせつない歌詞、
痛いほどわかるな…。
すれちがいと誤解と落胆と絶望。
恋なんてそれのくりかえし。

そんな無慈悲な存在
のクセしてその奥底に
永遠へとつながる貴いなにか
があるように何度でも思わせるのは
やっぱり「恋」の
ズルくて
意地悪なとこ
かもね。

失うことと、与えられること。
同時進行のねじれた場面。

でも

目に見えないし
形もないけれど
たしかにそこにあって
触れられるもの。
それを信じるんだと思う、いつまでも。

変われないし
変わらない
から。


I was walking with my parents through St. Peter's park
When I saw a young couple with a child
They were all holding hands and smiling
They seemed very nice, seemed to have a nice life

家族でセント・ピーターズ・パークを散歩したとき
子ども連れの若いパパとママを見たっけ
ぴったり手をつないで笑ってさ
すごく素敵に見えたな 幸せな暮らしなんだろうって

All I ever get is sad love
feeling incomplete and below being loved
I don't know why it has been so hard to find love

悲しい恋ばっかり、さ
ぼくはダメな男できっと愛される資格なんかないんだ
ほんとの愛に出会うのがどうしてこんなに難しいのかわかんない
(以下略)

(「Eros' Entropic Tundra」of Montreal)
※日本語は私のテキトー訳~。


たとえばamazonで試聴など(日本のamazonの試聴がやたら音悪かったので本国のほうをリンクしてみました)。ほんと、いい曲だな。恋そのもの、の音。


*『Satanic Panic In The Attic』of Montreal