月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

めぐりめぐって朝日のない街へ辿りつく

画像あー、いろんな音がまた一気に押し寄せてきて、私の中で次々鳴りまくってる!popholicさんの記事で『ナゴム・ポップス・コレクション』のこと読んでたら(私はまだ買ってないんだけど)、なんだか急にグランドファーザーズ欲が高まって、ベスト盤『GOLDEN HERVEST』に手が伸びて。「流れ星老人」「にんじん」「石のうさぎ」、ああそしてもう何度言ったかわからないけど何度でも大好きだと言わずにいられない「TRAVERING MOOD」。そうすると心はつい夏秋さんのドラムに奪われてしまい、こんどは「2つの魚影」「異常な夜、貴重な月」「WILD FRIENDS」といったあたりを流して。そのまま次は私のPCの中の夏秋さんプレイリストに突入、ああ、ホントどこで鳴っていてもこの音に心を掴まれる、何でなんだろう…。

 

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そのうち、青木孝明さんのアルバム『My Friend In The Sky』の中で夏秋さんが叩いてる「サーカス」(これ、青木さんの曲も夏秋さんのドラムもすべてがメチャカッコイイ、必聴です!)に至って、青木さん&夏秋さんがサポートで出た先日のThe SUZUKIのライブを思い出さないわけにはいかず、スライドして『Everybody's in Working Class』を聴き始めて、こんな時間。あーーーマジカッコよかったな~~~あの日のThe SUZUKI

 

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このアルバムのことは前にさんざん書いたので、もう書くこともないようなもんだけど、あのFACEのライブ観た後聴くと、また格別だなー。アニマルズのカバー「朝日のない街」は、博文さんのベースから始まるんだけど、このアルバムに収められたライブバージョン(94年)の入りで、ベースがちょっとモタつく感じになる(そこがとてもThe SUZUKIらしくてイイ!)のを、こないだのFACEのライブのときも思い出して、どうなる?って勝手にドキドキしたんだ(笑)。FACEのときは、アルバムほどではない気がしたけど(笑)、なかなかに博文さんらしい感じで味があったな~。そこを追っかけて入ってくる夏秋さんのタイトなドラム、あーもうシビレる!ミッド60'sのドシンプルなこの曲を、平均年齢?歳のバンドがこんだけカッコよくやっちゃうって、どうなってんだろう。グレた大人は怖い。

 

そうそう、こんど6月の青山陽一さんの「怪しい隣人」のゲストがThe SUZUKIって、これまたタメイキの出るような。青山さんが「そもそもワタシは10年くらい前のThe SUZUKIのツアーメンバーだったので」とコメントしているけど、まさにこのアルバムに入ってる「朝日のない街」や「Victoria」が、ギターサポート青山さん&青木さんっていう豪華バージョンなんだよね。(「Victoria」のほうはさらに徳武弘文さんまで!)あーThe SUZUKIのこの荒っぽいバンドサウンド、大好きだ。ライブたっくさん聴きたいよ、できればやっぱドラムス入りがいいなあ、The SUZUKIならではの雑な勢い(ホメコトバ!)にすばらしく拍車がかかるから。こんな実力派ミュージシャンたちを舎弟のように顎で使えちゃう湾岸兄弟なんだから(いや顎では使ってないかもしれないけど)、もーその既得権益を最大限に行使して、じゃんじゃんこういうメンツで演ってくれーーー。

 

と、ダラダラ勝手な妄想をくり広げてるうちに夜は深いとこまできちゃったよ。いやはや。私をひたすらダメにしちゃう音楽、ほんと大好きだ!どうすりゃいいのよ!