月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

アヴァンギャルド方面でも祭り

夏秋さん祭りはとんでもないところまで来ちゃいましたよ…(笑)。このCD、持ってる人いるかなあ?私も、買って一回マジメに聴いたか聴かないか。どうも、作った人自身もそうらしい(慶一さんいわく「一回聴くだけでもう充分」)ので、それについては問題ないみたい(笑)。まあそこがアヴァンギャルドの所以なのだろうとも思われる『INTERNATIONAL AVANT-GARDE CONFERENCE(国際アヴァンギャルド会議) vol.1』。メトロトロンの92年のコンピ盤ですね。

 

何でまたその一回聴いてレコ棚に押し込んであったCDを引っ張り出してきちゃったかというと、もちろん、夏秋さん祭りだから(笑)。このコンピに、夏秋さん1曲参加してるんですね。タイトル「?」(←これがタイトル)。どんな曲だったっけ、と記憶も曖昧なまま(何しろ一回しか聴いてないから)聴き返したら大爆笑!ハッキリ言って「曲」の範疇を超えているというか…まあこのCD、そんなのばっかりなんだけど…。添付の解説によるとこういうことのようです、ダイヤルQ2(懐かしいね!)でつながったもちろん初めて話す女の子に、電話上でタイの笛を吹いてもらって(「何かアバンギャルドな事して」とお願いしたらそれをやってくれたらしい)、そこにマンドリンウクレレやティン・ホイッスルなどをオーバーダビングして仕上げたと…。『アバンギャルドは姿勢の問題。一切ヤラセ無し!』と書いてあるのできっと事実(笑)。で、この電話での会話ってのがそのまま曲(と言えるのか…)の中に入ってるんだけど、ココで聞ける夏秋さん、思いきりエロ青年です(笑)!女の子に話しかけるその声がエロだもん、別にエッチなことは全然しゃべってないんだけどね(笑)。んもー、そのイカすドラムにすっかりメロメロになってるそばから夏秋さんてば~!(と、勝手に非難。笑) でもね、曲(と言えるのかわからないが)の終わり方とか、センスあるんだよね~。ってフォローになってないか…。

 

この「国際アヴァンギャルド会議」のCDって、リストにもvol.1、vol.3、vol.4しか載ってなくて「vol.2は一体どうなってんだろう、よほどレアなのかな?」と思ってたら、vol.4の慶一さんの解説で謎が解けた、「92年に1を出して93年に3を出して、年度を揃えたかった」って…ホントかいな…。 コレクション、ということにあまり重きをおかない私の中では珍しい、「持ってることに価値があるCD」ってことで。でもね、クレジットに連なる名前だけで、湾岸バカは十分ブッ倒れるからそれでいい(笑)。直枝政太郎、鈴木博文西村哲也、棚谷祐一、夏秋冬春、青山陽一、一色進、坂東次郎…。そのまんま、私のBLOGの命脈と言える面々ではないですか。クラクラする。この人たちの演る「アヴァンギャルド」には、そりゃもう真の意味でクラクラするんだけどね。でも、今聴き返したら、西村さんの曲とか、結構せつなくていい。青山さんもとても青山さんらしく。一色さんの曲は、ヘンなんだけどどうにもポップでいいメロなのがやっぱり一色さんだなあ。うなる。

 

というわけで、このアルバムにこれだけ字数費やしたってことだけでよしとしましょうかね。こんなことでもないと、こんなCDに言及する機会二度となさそうだし…。祭りは勢い!って、つくづく何やってんだ、私…。次は基本に帰って、夏秋さんがビシッと叩いてるCDでいきます、たぶん(笑)。

 

(一応メトロトロンってことで「ムーンライダーズ」カテゴリーに、そして一色さん&夏秋さん参加ってことで「ジャック達」カテゴリーに入れてみようかな…。どっちもムリがあるが…。)→(追記:その後「夏秋文尚」カテゴリー新設により(笑)、記事、移しました。まあ私にとって以外ほんとにどうでもいいことですが。)

 

『INTERNATIONAL AVANT-GARDE CONFERENCE vol.1』