月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

その道の権威

O大に先生の話を聞きに行く。
その分野そのものには造詣のない私だが
大学のセンセイというのはある意味
学問界のオタクでマニアなのだよなあと思える
過剰な愛情にふれるとうれしくなる。

帰り道、同席した数人の会話は
先生って熱が入ると早口になるよね、
あの早口は会社の○○さんに対抗できるかも~(笑)、
でもやっぱり○○さんのほうがすごいよー(笑)、○○さんってさあ…と続き。
うむむ何となくその展開に違和感を覚えるのはなぜだ。

ある種の権威を
自分の知ってる手近なものの中に引きずりこむことで
しかもそれを軽く(笑)いながらすることで
権威を無化したつもりになることへの違和感かなあ
そしてその態度に逆説的に権威主義を感じるからかなあ
すごく大げさに言えば。

相手が本当の権威なら
正しくひれ伏すか
正しく蹴っ飛ばすか
したいものだ。

何に出合っても結局いつも
○○さんの話
をしていることにならないためにもね。