月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

「オフィス大都会ラジオ」とタイツベスト盤

うははは!先日、ジャック達のライブ音源で私を悶えさせてくれた、バンブルビーレコードのポッドキャスティング『オフィス大都会ラジオ』(http://voiceblog.jp/daitokai/)が、またやってくれました。第7回分がアップされてますが、今回のタイトルは「しゃべる一色進/耳で聞くタイツ・ファミリーツリー」。って何のことはない、4月発売のタイツベスト盤ブックレットの打ち合わせで、一色さんがブツブツ喋ってるのをそのままだらっと流してるだけじゃん(笑)!世の中に役に立たないものっていっぱいありますが、ここまでアグレッシヴに無益感漂う放送も珍しい…(笑)。鶴見のモスバーガーで一色さんが、フィルムスがどうのとかヤプーズがこうのとかシネマがポータブルロックがヴァージンVSがとかって話してる音源を、全世界の何人ぐらいがよろこぶんだろう…。いや、私はよろこびますけど。

 

画像ま、この放送の価値はそれとして(笑)、きたる4/15に出る予定のタイツベスト盤『GIRLIC REPLICA』は、マジ全世界が楽しみにしていいと思う。画像は、こないだのジャック達のライブのときにもらったチラシ(というか、ブリッジ→販売店向けの注文書だなこりゃ…「JPOP 80’S ご担当者様」とか書いてある・笑)なんですが、驚愕の内容です、これ。タイツのベストトラック&未発表曲が40曲近く収録された2.5枚組(3枚めは8cmCD)で、税込3150円!!!!私が今考えつく3000円の使い道で、これ以上有益なものってないなあ。タイツをよく知ってる人にとっても、私のように中途半端に知ってるだけの人にとっても、まったく知らない人にとっても。80年代の、というだけじゃなく、過去から今現在に至る日本のポップシーンに、こんなメロディと演奏があり得たんだっていう、とんでもなくヴィヴィッドな記憶の記録。ひとりでも多くの人が出合って、ブッ飛ぶといいなあ。もちろん私も。過去の遺物にしておくにはリアルにドキドキさせすぎる、おっそろしい音だと思うから、タイツって。

 

それにしても、このチラシに書き連ねられたコピーのひとつひとつがおっかしくてしょうがない。「80年代インディーズ・シーンをある意味において最も象徴した元祖名B級バンドの代表格『タイツ』」って、偉いんだか偉くないんだか全然わかんねー(笑)!そのわかりにくさが良くも悪くも80年代なんだけどね。インディーズはその名の通りインディな存在だった時代だから。もしかしたら、インディとメジャーの垣根がなくなってる今こそ、初めてタイツは広く自由に鳴り響くことができるのかもって思う。

 

って、タイツ中級者のわりにはずいぶん鼻息荒いな、私(笑)。ほんと楽しみなんだよ。言うまでもないかなくないかわからないけど、このジャケ写は若き日の一色進さんと滋田みかよさん(カワイイー)。みかよさんは初期のタイツメンバーで、ムーンライダーズの名曲「A FROZEN GIRL, A BOY IN LOVE」の作詞者だったりします。

 

というわけで完璧タイツの話題ですが、記事カテゴリーは一色さんつながりで「ジャック達」ね。5月の「タイツベスト盤発売記念ライブ」も、出演はジャック達だし。あーーーー何もかもが楽しみすぎるーーーー。

 

 

*ブリッジ内「タイツ特設ページ」→http://bridge-inc.net/egd/tights.html