中古で見つけたCD「ニューロックの夜明けURC編」が届いた。
URCレーベルは02年からエイベックスの持ち物になっているのだけれど
今日届いたCDはその前、東芝時代のもの。
このコンピレーションアルバムに、
はちみつぱいの「こうもりの飛ぶ頃」が
入っているのがどうしても聞きたくて、探して買った。
71年、第3回中津川フォークジャンボリーの音源。
このときはなんと慶一さん渡辺勝さん本多信介さんの
ギターのみ×3人という編成だったらしいが
これがまた!10分!長尺!サイケデリック!カカカカッコイイーッ!!
んもうデロデロリン~って音のギターで
ズルズルっと始まるイントロだけで既に卒倒しそう~。
この日の演奏は他にも「煙草路地」「しゅろの木の下で」が別の盤に残っていて
アコースティックアレンジのその2曲も悪くないのだけれど
あ~マイッた、このどこまで連れてかれるのかわからない
こうもりの飛びっぷりには。
慶一さん渡辺さん本多さんという三人三様のギターと声が
ジョカジョカ、ギャギギャギ、ディロディロって絡んでうねって
見失っちゃいそうになるのをギリギリつなぎとめる体験って
クラクラだろうなあ。あーナマでこの音に倒れてみたかった…!
去年ムーンライダーズのライブで煙草路地を月夜のドライブを
今年Three Blind Mosesのライブでこうもりを聞いて以来
私があらためてかかってしまったらしい
30年も前に紡がれたヤッバいマジックなんだ、
はちみつぱい。