月夜のドライブ

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ISSIKI AT ALL、なんちゃらアイドルバンド1号 @ 吉祥寺MANDA-LA2

一色さんに会うのも3月のジャック達ぶり。行ってきました、ISSIKI AT ALL。一色さんの「ライブは楽しいなあ」の言葉が身にしみた…。

 

『UNDERGROUND HEADLINERS Vol.3』
2020年8月22日(土)@吉祥寺マンダラ2
出演
ISSIKI AT ALL(一色進/大田譲/澄田健/小関純匡)
なんちゃらアイドルバンド1号
開場18時30分 開演19時00分
前売/当日とも4000円+ドリンク代(30名限定)

 

200822_ISSIKI AT ALL.JPG

 

ほんとはジャック達も5月にここでワンマンをやるはずだったのにコロナ禍のために中止になってしまったので、マン2に足を踏み入れること自体が久しぶりだった。ステージから席まで、ディスタンスがとられていて、人数も限定で。

 

一番手、3月のジャック達ライブのときに一緒だったなんちゃらアイドルさんがこの日はバンドで。御茶海マミさんはVoで、あおはるさんはKey兼Voで、あとDr、B、G、アイドルとはいっても普通にゴツッとした音のバンドでびっくり。何曲目だったか、「和久井光司さんのカバーをやります」ええええそんなアイドルいる!?!?さすが主催のライブシリーズ『it's a giant killing!!!』ではvol.1でサエキさんのジョリッツ、vol.2でカーネーション、vol.3でジャック達、そして9月のvol.4ではPANTAを対バンに呼ぶという2人だけある…(凄)。カーネーションのカバー「夜の煙突」もやってくれた、楽しい!バラエティに富んだいろいろな曲があったけど、3曲連続の真ん中にやったギターの方作曲のナンバーが、なんか不思議によかったな。あとラスト曲かな、マミさんのコールみたいのが入るの、あれすっごくいいねー元気出る!なんちゃらアイドルさんを見るのはたった2回目だったけど、なんかクセになるよさがあるな…。ふたりとも、気負ってないけどめちゃめちゃロックを感じるし、なんていうのか自分の生きるリズムを人に預けてない感じがすごく魅力的だなーと思うのでした。

 

休憩挟んで、ISSIKI AT ALL!ドラムの小関さんは大田さんと純純譲をやっていて、ギターの澄田健さんは一色さんとシネマで一緒、小関さんと澄田さんも一緒のバンドをやっていて…という今回のメンバーだけど、この4人が集まってどんな音になるのかなというのは想像つかず。まず出てきた一色さんがギターしょってブルーズリフ弾きながら例の「Wake up this morning…黒人朝起きてばっかかよ!」ネタでメンバーを呼び込む(笑)。あー一色さんだ~この感じ!ライブから離れていた身にはこのくだらなさまでがいとおしい…。ギターの澄田さんは私の中では「夏秋さんとGYMをやっていた&ウクレレカフェカルテットの超初期メンバーだった」という認識の方ですが(まったく関係ないけどGYMのこと書いた過去記事は記事よりもコメント欄が面白いのでみんな暇なとき読んでね)、私、澄田さんナマで観るのはじつはお初で! ウワサには聞いてましたがいやイケメンすぎでしょ…。で、始まった1曲目、あまりのカッコよさに吹っ飛ぶ!!!!かっけーーーー!!!!年間250日くらいツアーに出てるアメリカ大陸のバンドみたいな王道ロックな音。

 

この日は一色さんの昔のバンド・ナイジェルのナンバーが中心だったそうだけど、2曲あったジャック達のナンバーも、おもしろいぐらいジャック達と全然ちがってた。大田さんがベース弾いて一色さんが歌ってるのに!「マイ・ベイビィ・アン」はなるほど、ジャック達ナンバーの中ではいちばんこのバンドっぽい曲かも。小関さんの野太いパワーポップドラム、クールな澄田さんのフリーダムなプレイ、はーカッコイイ。澄田さんボーカルでも1曲披露、「スージーQ」(CCRですかね)、渋くてイカス声。

 

いやしかし…つくづく一色進という人は、いいミュージシャンを従えるのが似合うなあ。ほんっと、自分の曲は腕のいいミュージシャンにじゃないと演奏させたくないのね、もーワガママなんだから~。まあ実際名曲ばっかりだから仕方ないけど。この日聴いたナイジェルのナンバーは録音物にはなってないのかな…、いいメロディばっかりなので世に出てないのもったいない。本編ラストはタイツの「ハロウィン」!いろいろなミュージシャンの組み合わせで聴いたことがあるけどそのどれとも違ってた、アメリカのバンドが演る極太ポップなハロウィンだった!

 

アンコールの拍手で4人+なんちゃらアイドルのふたりが登場。矢部浩志さんカバーアルバム“HIROSHI YABE SONGBOOK”収録の「MOTORCYCLE & PSYCHOLOGY」を!これCDで聴いたときマミさんのハスキーなボーカルの迫力にびっくりしたのだけど、ナマで目の前で聴いたらますますカッコよかったー!一色さん、大田さん、小関さん、澄田さん。めちゃめちゃマッシヴで男っぽいバンドだったなー。このメンバーのISSIKI AT ALL、また観たい。

 

 

公式からばばん!と出たISSIKI AT ALLセットリスト。


1 40ルクス・ランタン
2 御機嫌45度
3 彼女は誰かの彼女
4 暁ワンダーボーイ
5 マイ・ベイビィ・アン
6 ダミー
7 スージーQ
8 ベイビー・ファクトリー・ガール
9 ホリック・ホリック
10 ハロウィン

En. MOTORCYCLE & PSYCHOLOGY with なんちゃらアイドル

 

みんながマスクしてて席数も少なめで…だったけど、ライブが始まるとそこは「いつものマン2」であまりにもいつも通りに楽しめたから、終わって会場から外に出て、そういえばまだライブ開催が当たり前にはいかないコロナ禍の世界にいるんだと気づいたらちょっと寂しくなっちゃったな。そんな中、会場設営の工夫や配信の試みなどいろいろな努力をして楽しい時間を作ってくれた出演者や会場スタッフのみなさん、ありがとうございました!

 

あと…ジャック達とは個性の違うカッコイイISSIKI AT ALLを観たら、どうにもジャック達にも会いたい思いがせりあがってきてしまって、たまらなくなっちゃった…。私ってほんとにやっぱりジャック達が好きなんだなあって…。こればかりは祈るしかないけれど、どうか早く会えますように。