月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

ムーンライダーズ、ライブバンドの日々

画像ムーンライダーズ、3月のLOFTライブはソールドアウトっぽい。さすが話題のアーティストと対バンだけのことはあるね。それにしてもライダーズは、この3月ライブの後には4月の東名阪ツアーも決まっていて、私も(予定どおり行ければ)昨年の12月から、5カ月続けて毎月ライダーズを観ることになる!これがどんなにすごいことかって、なにしろこのバンド、2007年は2回、2008年なんか(その12月ライブの)たった1回、しかライブ演ってないんだから…。事件ですコレは。

 

素人考えだけど、「毎月1回を5カ月続ける」というのはたとえば「5日連続」よりも、バンドにとってずっとずっとハードなんじゃないかな。月イチ、という長いような短いような微妙なタームで、バンドの音とテンションをそのたびマックスに持っていかなければならないわけだから。短い距離のフライトを重ねるパイロットのようなものだと思う、1回ごとに条件のちがう離陸と着陸をこなし、緊張の解けない飛行をくり返すのは。ステージに上がるのは実質7日間(名阪含め)でも、結局のところ5カ月のあいだずっと、出動態勢のテンションの中にいる感じかも。肉体的にも精神的にも、ものすごくハードなことだろうと思う。

 

でも、たぶん、そのハードさがのべつ火を入れ叩いて、バンドを強靭にするのはまちがいない。青山陽一さんも(自身のバンド・グランドファーザーズについて語る文章の中で)「とにかくバンドにとって一番良いのは人前でひたすら演奏することでして」と言っていたしね。この半年、ムーンライダーズのライブを観るってことは、もっともバンドとしていい状態の彼らを目撃するってことなのかも。メンバーにかかる負荷は大変なものだと思うけれど、それが報われるぐらい、演るほうも観るほうもエキサイティングなはずだよね!

 

…なんてことを思いつつ、遅ればせながらムーンライダーズの新曲「You & Us」をダウンロード~。(以下、書き始めたら長くなっちゃったので別記事にします!)