政風会を購入したときタワーでいっしょに買ったのがコレ。of Montrealの『Hissing Fauna, Are You The Destroyer?』。今年1月にリリースされた彼らのアルバムだけど、なんとなんと、今ごろになって日本盤が出たのだ！ Bad News Recordsから。もう輸入盤持ってるから買う必要もないんだけど、デザインちがいのジャケと歌詞対訳を手に入れたくて、やっぱり買ってしまった。
あーこのジャケ見るだけでキュンとする。半年前に吹き荒れた恋の嵐。春ごろの月ドラは書く記事書く記事こればっかりだったっけ。今もTOPページサイドバーに設置してあるLastfmデータの背景はコレ。だって、ケヴィンは永遠の心の恋人（はぁと）だから♪ （←相変わらずバカ…）
春ごろ書きまくった月ドラのof Montreal関連記事は、トップページのGoogle窓で「of Montreal」検索するか、カテゴリー「music洋モノ」をクリックすればドドッと出てきます。だいたい月ドラの「洋モノ」記事はほぼ、これまでの3大ブーム“グレイトフル･デッド”と“オブ･モントリオール”と“イエス”しかないからな…。我ながら脈絡ないブーム、と思いつつ、でも共通点はやっぱり「バンドサウンド」なんだけどね。
で、この日本盤。アルバム『Hissing Fauna, Are You The Destroyer?』の12曲に、ボーナストラックとしてシングルCD『Icons, Abstract Thee』（ココとかココとかでさんざん騒ぎました）の5曲がプラスされた、なんと全17曲入りで2,200円（税込）というサービスっぷり。もしアルバムをまだ買ってない人がいたらこのおトクな日本盤買うしかないでしょ！ …と思ったんだけど、この日本盤、致命的な欠点があってすごく残念。というのは、なぜか、海外盤にはない「曲間」が律儀に数秒ずつ取られているんだよね。おかげで、このアルバムの最大の魅力のひとつと言ってもいいディスコテークでローラーコースターなノンストップの恍惚がなくなっちゃう。どうしてこうなってるのか、まったく解せないな…。1曲め「Suffer For Fashion」から2曲め「Sink The Seine」の流れとか、7曲め「The Past Is A Grotesque Animal」から8曲め「Bunny Ain't No Kind Of Rider」～9曲め「Faberge Falls For Shuggie」へのつながりとか、これをブツ切りにするっていう発想、ありえないんだけど。アーティストと作品への理解と敬意がなさすぎるような気がしてちょっと悲しい。
まあそれはともかく、日本盤まで出たからには、of Montreal、きっと来日してくれるよね？（勝手に念押し） もう年末まではツアースケジュールいっぱいみたいだから、来年かな。春あたりかな。（勝手に妄想） 目の前でナマでKevinを見たら、マジで熱出して気失っちゃうだろうな…。思いあまって日本を捨てて単身アセンズに引っ越しちゃうかもしれない…。Kevin、早くきてね…、待ってるから！（勝手に呼びかけ）
*『ヒシング・ファウナ･アー・ユー・ディストロイヤー』オブ・モントリオール 日本語のタイトル表記、Destroyerの前の“The”が入ってないのがなんか落ち着かないのだ…。
