ジャック達後遺症…。うん、いつものライブ後の、ね。体温ちょっと高いまま宙を歩いてるような感じ。もう3日も経つのに。頭の中では、本編最後の2曲だった「キャンセル」「水溜り画廊(ギャラリー)」と、アンコールの「みみずく」が、交互に爆音で鳴り続けてる。それにしても…あんなおっそろしい演奏を、若くもないバンドがよくもまあこの密度でぶっ放せるものだと思うよね。
「キャンセル」、そして「水溜り画廊」。この2曲が同じアルバムに入るということを考えただけで、アタマおかしくなりそうだ。アルバムにひとつ、奇跡的な名曲が入ってるのは、まあ名盤の条件だろう、と思う。けど、こんな曲が、ふたつ…。
去年3月にニューベリーで「キャンセル」を初めて聴いて、そのあとライブのたびに凄みが増していく演奏を聴いて、「セカンドアルバムの代表曲はまちがいなくこれだな」と思ってた。ところが、「水溜り画廊」の登場だよ…。震撼として、言葉を失ったな、初めて聴いたときは。
ああ本当におそろしい。この2曲が入ったアルバムが、いずれ世に出て、私の元にもやってくるということが。なんというか、想像を絶するよ。CDプレイヤー壊れんじゃねーかな?
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……でも、私がココで綴る戯言なんて信用しないほうがいいな(笑)。「あぁん?ジャック達ぃ?何だよ、そのB級なバンド名…やる気あんの?」ぐらいの感じで聴くといいよね、きっと。
その先起こることは、「個」に属するから。音楽なんて、いつでもそう。だから、貴い。
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それにしても…「キャンセル」と「水溜り画廊」を並べて聴くと、CreamとかLed Zeppelinとかいう名前が否応なく思い浮かんじゃうな…。一色さんのMC聞いてたらゼッタイ出てこないバンド名(笑)。
「瞬間の快楽と永遠の恍惚」ってことを考えた。それについてはまた書く!