月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

渋谷エッグマンとグランドファーザーズの記憶

私は行けないんだけど、今日、渋谷のエッグマン青山陽一さんや堂島孝平くんの出るライブがあるんだよね。

shibuya eggman presents shibuya eggman 25th anniversary “We Didn’t Start The Fire”
『25th birthday of eggman』
出演:堂島孝平/松尾清憲/伊秩弘将/Diamond☆Yukai/松岡英明/浅田信一/木村ひさし(wanicoff/Clingon)/高橋徹也/青山陽一/神森徹也/M☆A☆S☆H/キンモクセイ/マスザワヒロユキ(テルスター/ザ・ガールハント)/塩見祐二/中野敦史(GRAND COLOR STONE)/モリモトナオユキ(堂島くんのオフィシャルサイトよりコピペさせていただきました。)

 

うっひょ、スゴイメンツ。前売り4000円で、このアーティスト全部見られるっていうのも、時間さえ許すならばものすごいおトク感あるよねえ。個人的には松岡英明、なんて名前にビミョーに反応。てへヘ、ちょっと好きだったんすよ。王道「PATI・PATI」系アーティストなので私のシュミとはちょっとズレるものの、容姿に惚れてました。曲もけっこう耽美的でイイんだよね。ライブも一回だけ行ったことあるし…。彼もたしかエピック・ソニーだったよね。エッグマンってエピックのアーティストのイメージあるなあ、初期の佐野くんや白井貴子さんとか。ソニーが始めたライブハウスだったのかな?

 

画像でも、私にとって渋谷エッグマンといえば、なんといってもグランドファーザーズ。というか、80年代終わりから90年ごろにかけては、私にとってはエッグマンもクアトロもラ・ママも、全部グランドファーザーズなんだけど(笑)。それだけ、彼らのライブ、マメに行ってた。画像は、ファイルから探してきた過去のエッグマンのチケット。アーティスト名は書いてないけど、たぶん全部グランドファーザーズなのかな。なんか時代を感じるよね、チケ代2200円って。(ラ・ママになると、1150円とか1300円とかもある!)これで、青山さんと西村さんと大田さんのプレイを観てたすげー時代…。整理券番号が笑っちゃうぐらい早い、04番とか(笑)。金はないけど時間だけはあるヒマな学生だったんで、発売日に並んで買ったりしてたんだろうな~。

 

この89年っていうのは、あきれかえるほどグランドファーザーズを観た年で、手元にチケットの半券があるものだけでも14回!!本当によくライブをやっていたんだね、彼ら。そして本当によく通ってたんだね、私(笑)。その次の年に私は就職してライブもなかなか行けないほど多忙になってしまい、半券の数はぐっと減っちゃう。そうこうしているあいだに91年、グランドファーザーズは解散してしまった。彼らの「大往生」(91年12月)に、私は立ち会っていない。

 

いつも同じ結論に行き着くのだけど、その解散から先、彼らがそれぞれに自分の理想の音楽を追い求める活動を地道に続けてくれて、こんな中途半端でぼんやりしたファンでしかない私でさえをも、再びすばらしい音の世界に巻き込んでくれたことに、涙が出そうになる。

 

青山陽一さんも西村哲也さんもカーネーションも、これからもずっと聴いていきたいしライブもいっぱい観たいな。歳は重ねても、彼らが作り出す音楽や、私たちがそこから受け取る感動は、色褪せるどころか深まるばっかりなんだ。そのことも、彼らが身をもって教えてくれた。