月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

アニメのイメージアルバムなのだ

画像もうなんだかワケのわからないことになってます、このブログ(笑)。私のせいじゃなくて夏秋さんのせいね。(人のせいかよ…。)というわけで、夏秋文尚さんカテゴリー、またアニメ系CDの登場~。でもね、アニメ系とはいえ、これ全国の痩身ドラマーファンは要チェキの音源かも。だって、ドラムすんげーカッコいいんだもん!夏秋さんいっぱい叩いてるし。ちなみに、これはまだ「萌えジャケ」ジャンルには足踏み入れてません、それはもっとスゴイのが控えてるから(笑)。

 

『LUCIFER:ルシファー』というタイトルのアルバム(98年)。またしてもこれに関して何の知識も持ち合わせていないのですが(苦笑)、新條まゆという方の「快感フレーズ」っていう、ロックバンドを巡るストーリーの大ヒットマンガがあるらしい。その中のバンド名が「ルシファー」なんだって。このマンガはアニメにもなっていて、このCDはそのイメージアルバムというわけ。ボーカリスト「大河内咲也」の声を演じている子安武人さんの歌を大々的にフィーチュアした歌モノ4曲と、ドラマ4編が収録されています。ちなみにギタリスト「藤堂雪文」の声は、こないだ書いた2heartsの、トシこと森川智之さんが演ってますよ。って、ここは何のブログなんだ…。で、この歌モノ4曲中、3曲の作曲と編曲すべてを担当しているのが飯塚昌明さん。そして、ギターを飯塚さんが弾き、ドラムを夏秋さんが叩いてます。カッコイイーッ!

 

1曲めの「CAUTION」、なにしろドラムのフレーズから始まっちゃうんだもん!この3秒だけで参っちゃう…。そこに続く飯塚さんのギターがまためちゃロックで、たまらん~!飯塚さんの曲とギターはいつも、りりしくいさぎよくギュインギュインの正統派ロックで、ほんとキモチイイ。何でこんな人がウクレレ・カフェ・カルテットなんか(なんか、ってこともないけど)やってるんだろうってフシギになる…(笑)。夏秋さんのドラムも、4曲通して、あのきゃしゃな身体が心配になっちゃうぐらいの(笑)激しい疾走ぶり、カッコイイーーーー!実は夏秋さんのドラムのいちばんハードな面を引き出すのが、飯塚さんの曲かもね。飯塚さんありがとう(笑)!でも、王道ハードロックな曲叩いてても、夏秋さんはどっかやっぱり夏秋さんな感じ。2曲めの「堕天使の呪縛」(しかしスゴイタイトルですな…)なんか聴くと、特にそう思う。ハードなドラミングの中にも、なんか飄々としたとぼけた表情が出ちゃうというか。あ、ホメ言葉ですよ。4曲め「Love Melody」、サビが盛り上がって到達するマーチングのフレーズに、もう、泣く。夏秋さんのスネアの音~、大好きだ~(泣)。

 

いやしかし。アニメ系のアルバムでは当たり前と思われる、この歌モノ以外の「ドラマ」が!シビレます~。(夏秋さんと関係なくても一応一回は通して聴くんだよ、律儀でしょ。)この「快感フレーズ」というマンガ、ボーカルの「咲也」と、普通の女子高生から作詞家になっちゃった「愛音」の、ラブラブな愛の軌跡を描いてるらしいんだけど(全然違ったらスミマセン)、愛音ちゃんのセリフ、コレですよ。

『…その眼差しに見つめられるたび、しなやかな声に包まれるたびに、 体がどうしようもなく…熱くなるの。あたしが、あたしでなくなるみたい。 あなたのせいで甘くとろけそうな、あたしの奥深くから、…ほら、こんなにあふれる言葉。 あやしいメロディと絡んで…ああ、なんて、快感!』

快感!って(笑)。でもよく考えてみたら、私がふだんここで書いてる文章もほとんどこれに近いかも…。トホホ…。

 

あとね、バンド「ルシファー」がツアーの最後を迎えたって場面での、ボーカリスト・咲也のセリフ。(←結構熱心に聞いてるよ…。)

『…3度目のアンコール、ありがとう!俺たちルシファーのライブ、「ルージュ」。 今日がツアーのラストだ、だから…これがファイナル・アンコール。 (キャーッ!と客席の声)…フフッ、泣くなよ、お前ら。またすぐに帰ってくる。 それまで浮気できないように、腰が砕けるようなのを演ってやるからな!』

うわははは!笑うとこじゃないと思うんだけど、スミマセン(笑)。世の中のロックバンドってのはマジこんなMCしてんですかね!うわー私もこんなMCするバンドのライブ行ってみたいよー(笑)!「泣くなよ、お前ら」とか言われてみた~い(悶)!「腰が砕けるようなのを演ってやるからな!」とか言われてみた~い(悶)!そんなタイプのバンドのライブ、一回も行ったことねーよ(笑)。

 

ああ、おもしろいっすね、夏秋さんカテゴリー(笑)。(←ヒトゴトかよ!)いろんな未知の世界に出合わせてくれるって意味でも、夏秋さんには感謝だなー(笑)。いやもちろん、いっちばん私を腰砕けにするのは彼のドラムなわけで、もっともっと聴きたいし、やっぱりナマで浴びたいんだなー。切望。ほんとカッコイイもん。

 

*『LUCIFER:ルシファー』