月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

音楽クレイジのはなし

昨日は、音友・とりりんに渡したいブツがあり、そっち方面へ。本当は会えればよかったのだけれど、なんと彼女は「ランチ・ミーティング」だそうで、早い時間しか都合がつかなかった私とすれ違い。なので、ブツを受付に託して帰る。ニューヨークでもあるまいにランチ・ミーティングねぇ、と人の会社のことをクスクス笑う失礼ができるのは、私も過去この会社の社員だったことがあるからだ。

 

というと、とりりんと私の関係は「元・同僚」のようなのだけれど、そうではないのがつくづくおもしろい。私が中途採用でとりりんがいた(はずの)会社に入り、すぐに辞めるまでの1年あまりのあいだ、私は彼女の存在を知らなかったし、彼女のほうもそうだった。ふたりが会った場所は当時(というか今も)よく出入りしていた松本隆さんのサイト「風待茶房」で、bbsで話が尽きないと、そこから夏子の「バー夏」(なつかしいねえ)に流れてまた話しこむという、タチの悪い飲み客のようなネット友だちの、ひとりとひとりだった。

 

とは言っても当時の私はちょうどふたりめの子どもの妊娠~出産のあたりで、生活のほとんどは育児とそれにまつわる雑事に持ってかれてた時代。音楽的には完全に落ち武者状態で、どのくらい落ちていたかというと慶一さん+幸宏さんのユニットの名前さえ(レコード持ってるのに)記憶から欠落していて、「EXI…なんだっけ?」と発言し、ぜんさんに「それはアルバム名、ユニット名はビートニクス」と正されたぐらいだったのだ。この落ちっぷり…。とりりんが実は元・同僚だったらしいことがわかったのもちょうどその頃。さらにその後、学年はひとつ違うけど同い年であることや、ふたりとも伊藤銀次ファンクラブ会員だった(笑)という、驚くべき事実も次々判明することになるのだが。

 

(何度も書いていることだけど、)もう音楽を熱心に聞くこともないだろうなとまで一時は思っていた私が、再びいろいろな音にキャーキャー言えるまでにずうずうしくも復活できたのは、とりや夏子やぜんさんをはじめとする、ネット上で出会った音楽クレイジたちのおかげだ。人にはそれぞれそのときの巡り合わせがあるから、自分の音楽欠落時代を悔いたりは別にしないけれど、私を、たとえばムーンライダーズの新譜にどっぷりつかるシアワセに、また導いてくれた友人たちには、感謝してもしきれないのだ。

 

しかし。ふと気付くととりりんと私、12月のカーネーション@九段会館から、もう5カ月も会っていないことが判明…。そのあいだに、トーホグ住まいのぜんさんには会っているというのに。そしてそんなふたりが、5月後半から6月中旬にかけては5回も行動を共にする予定になってるんだけど、大丈夫なのか、多忙OLと子持ち主婦?

 

 

というとりりんのBLOG→「タルトを1カット」

短い言葉が湛える静謐さと鋭さは、彼女だけのもの。いつもうっとりしながら読む私。

クレイジたちとの共同音楽BLOG→「裏風撃バカキュン」

ダラリンコ更新にてひたすらおバカに胸キュンに。