Jason Falkner Japan Tour '09
2009/11/16(月) 東京/渋谷 O-WEST
開場: 18:30 / 開演 19:30
前売: 4,000円 / 当日 4,500円 (ドリンク別)
Jason Falkner: Vo, Gu, Key
Andy Blunda: Gu, Cho
Jeff Lee: Ba, Cho
Petur Smith: Dr
いつどんなときでも完全完璧にカッコイイ、イケメンロッカーJason Falknerが今年も日本に来てくれたので会いに行ってきました。あいかわらずめちゃめちゃカッコよかったな…。去年、一昨年はO-NESTだったのに今年はO-WESTと、ちょっとだけ大きいハコで。でも、気がつけば平日なのにお客ビッシリ。ステージもフロアも熱かったです。
客入れ時のBGMがすでに超好み。The Zombies「Beechwood Park」とかThe KINKS「Johnny Thunder」(だったかな~たしか…)とかね。
ジェイソンは黒Tシャツにジャケットのラフな格好で登場。バンドはJasonのほかにギター、ベース、ドラム、のシンプルな編成で。9月に出た新譜『ALL Quiet on the Noise Floor』からの曲を中心に、懐かしい曲も、旧い曲も。
Jasonがキーボードに座る曲がいつもより少なくて(2~3曲しかなかったと思う)、あとはギター弾きまくり。Jason、これだけキャリアも実力も才能もあるアーティストなのに、演奏はあくまでふつーのロックンロール、ってとこがものすごく好きだ。彼ぐらいともなれば、普通だったらもっと小ざかしく持てるワザを駆使していろいろいじくりたくなっちゃうもんだと思うのに、そういうの一切なし。ただひたすら、いいメロディをいい声いいギターで歌ってくだけ。まあいいメロといい声といいギターがあったら、他なにも要らないけどね(しかもイケメン)。
バンドもがんばってたしぜんぜん悪くなかったと思うけど、なにしろJasonの魅力と実力が突出してるので、どうしてもフロント+バックバンド、的に見えちゃうのは、仕方ないか…。まソロアーティストだしね。(そう考えると私がふだん好きでいる「フロント+バックに絶対見えないバンド」って貴重なバランスなんだなと思ったりも…余談だけど。)
凝った演出とかまったくない、最初から最後までひたすらいい曲をくり出すだけの構成が潔い。これでじゅうぶんオーディエンスを酔わせることができるって、じつは凄いことだよなと思う。黒Tシャツでギター弾くJasonオトコマエすぎる…。アンコール、ギター一本での「Author Unknown」がすっごくよかった。
トリプルアンコールにまで応えてくれた、中味たっぷりのライブ。いい音楽たくさんカラダに満ちた。Jasonありがと、また日本に来てね。