月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

ジャック達セカンドアルバムのタイトルは

「待ち人来たらず」の文面を見てはタメイキ…。ひたすらそんな日々が続いてたジャック達のセカンドアルバムなのだけど。いよいよ、やっと、情報が出てき始めたみたい!

『セカンドアルバムのタイトルは「HILAND」』

って、一色さんがジャック達BBSで。ああ、ホントに出るのね…もうどれだけ待ってるんだろうってぐらい待ってたから、心底うれしいです。『HILAND』かあ…。ふう(感慨)。

 

その、ジャック達BBSに書かれた一色さんのコメントがすごくよくってね。書き込みはいずれ流れていっちゃうから、個人用メモとして、ここに置いといちゃおうかな。

 

(…前略・ジャケ用フォト撮影の話…)
で、無事終わったんだけど、そんな時思ったことがあります。
ジャック達って不思議なバンドだなあって。
まずオレが曲を作る。それでそれをナッキーが録音する。
音の全権はナッキー。そして出来上がるとそれをピートさんがデザインする。
今回のデザイナーもカメラマンもピート人脈。
曲順もピートさんがきめる。そしてその作品をGGPの会社から出す。
店に並べるのもみなさんのお手元に届けるのもGGPの仕事。
4人で演奏するのは当たり前だけど、
それ以外にこんなに機能してるバンドってほかにいるのかなあ?
たぶんいないと思うよ。偶然なんだけどそんなバンドです。
(…後略…)

 

ああ、「偶然なんだけど」、いいバンドだな…やっぱり。音ももちろんだけど、ジャック達っていうこのバンドに感じる「バランス」が、私はものすごく好きなんだなって思う。私ってなぜだか、バンドの「そこ」に魅かれちゃうんだ。

 

はじめてジャック達のシングル(『WHAT'S NEW LOVE SONG』)を聴いた時に感じた、ボーカルとギターとドラムとベース、それぞれの楽器の、輪郭のハッキリした音。どれもが、その人のその音じゃなきゃいけない、そんな響き。一色さんのファニーでセンティメンタルなボーカルがあって、キハラさんの甘くドラマティックなギターがあって、夏秋さんの確かにして独特の不穏さをはらんだドラムがあって、ピートさんのクールネスの底にパッションを湛えたベースがあって。それが、ジャック達ってバンド。一色さんのメロディがあるだけじゃダメで、彼ら4人の独特な音が、相応の距離とテンションをやりとりしつつ均衡するギリギリの一点を探し求めて、そこで、ジャック達になる。

 

もしくは、はじめてナマのジャック達を見たときに感じた、4人のたたずまいの絶妙さ。これはね、もう見て感じてもらうしかない(笑)。もう、見た瞬間、このバンドが好き!って、恋に落ちちゃった。私にとってはそんな4人。意味も理屈も一足飛びに超えて、ひとつの確信が手に入っちゃうことって、あるんだよね。一色さんとキハラさんと夏秋さんとピートさん、他でもないこの4人がひとつのバンドにいてくれることが、私にとってはどんな魔法よりもむずかしく、どんな奇跡よりもすばらしいこと。音楽の神さまの気まぐれにありがとう、って。

 

でね、昨日、そんなこと思いながら寝たら、またジャック達の夢見ちゃった。ほんと単純だな私(笑)。ライブの始まりを待ってるんだけど、場所はたぶん渋谷公会堂で、入り口にめっちゃ人が並んでるんだよ!うわージャック達人気すげえなあ、こんな中で私の席はいったいどの辺になっちゃうのよ…と思いつつチケット見たら、2列めの48番。列は前のほうだけどずいぶんはじっこだなー、まあしょうがないかと思いつつ、入場。ドラムは右の奥にセッティングされてたから何とか見えそうだなーとか、夢の中でもしっかり確認したりして。でね~、もう客席、開演前からえらい盛り上がってて、みんなコーフンぎみに席に座りもせず待ってるわけ。見回すと若い女子多いし。で、ステージにまず夏秋さん、そしてキハラさんが入ってきたんだけど、その瞬間キハラさんに向かって会場中の女子の「キャーーーーー!!!!」という黄色い声が。やービックリ。キハラさんたしかに素敵だけど、こんな大歓声今までなかったのに…と思ってふとキハラさんを見ると、なんか香取シンゴくんみたいな風貌してて、「そうそう、カッコイイもんね」と妙にナットク(笑)。そのあと一色さんピートさんも入ってきて、1曲めは「What's New Love Song」。あー、いつ聴いてもいい曲だ…。

 

と思ってるあたりで、6歳児が私のふとんにもぐりこんできて(ここから先は現実の話ね)、「あれ、このジャック達のライブってもしかして夢なのかな…」と気づき始めたんだけど、現実に引き戻されたくなくて、しばらくライブ幻想にしがみつこうと努力。でも6歳児の生身の現実感には勝てず、あ、朝ね…と起きちゃった。あーあ、もうちょっとジャック達のライブに浸っていたかったなあ。(←バカ)

 

でもね、もう少し待てば、やっと、ほんとのジャック達のライブもあるから。それまで何とか日々を乗りこえよう。夢じゃない現実のジャック達は、私に与える衝撃が毎回大きすぎて、タイヘンなんだけどね…。まして、アルバムも出るとなれば。いくら心積もりをしても、バラバラに破砕されちゃうだろうな。それがたやすく想像できるし、実際はその想像以上だろうということがいかにもおそろしい。

 

画像
さて。画像ないと記事がさびしいのでまた描いちゃいました…。4人のバンドって、リクツ抜きにカッコイイね。ちなみにみなさまの比率はよくわからないので不正確です。っていうかどれが誰だか認識できるの、描いた私だけか(笑)。あーもう、とにかく好きさ、ジャック達。