月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

『The Gay Parade』の謎が解けた

えっと…of Montrealのことばっかり考えてるみたいだけど、そうでもないんです…。まあ、ちょっとはそうだけど…。一応、昨日(4日)は湖のほとりのロッジに泊まりに行くなんていうGWの家族らしい行事もこなしたりして、ハハとしての責務を絶賛全う中!!…いや、少しだけどね…。

 

画像で、オブ・モントリオールの話なんだけど(って、やっぱりそこに戻るのか…)、5/4のめんちかつさんの日記でof Montrealの99年のアルバム『The Gay Parade』のジャケ画像が出ていたので、ついうれしくなってコメントしたあげく、「あ~『Gay Parade』いいよねー、聴いちゃおーっと」と、プレイヤーを立ち上げ聴き始めたのだ~。うーん、にぎやかでヘンテコでチープでかわいくて、素敵なアルバムだー。Kevin、ラヴ。

 

でもね、このアルバム。ジャケに書いてある曲目はぜんぶで「17曲」なのに、リッピングして表示される曲数は「16曲」なんだよね。そこがどうも気になる…。このアルバムの中で私がものすごく好きな曲があって、そのタイトルを私は「My Friend Will Be Me」だとずっと思ってたんだけど、どう聴いても最初のトコで「favorite boxer」って歌ってるよね、コレ…(「My Favorite Boxer」は次の曲のタイトル)。オブモンって、アルバム内の複数の曲でひとつのモチーフを共有してたりするから、これもそうなのかなと勝手に納得してたんだけど、うーん、やっぱりタイトルと曲の表示が合ってないかも。

 

で、いろいろ調べてみたんだけど(こんな夜中にそんなどうでもいいことを…でも私にとってはものすげー大事なこと)、結論から言うと、CDで「8トラックめ」になってる曲が、どうも「Y The Quale And Vaguely Bird Noisily Enjoying Their Forbidden Tryst」(ケヴィン、タイトル長げーよ!)と「I'd Be A Yellow Featherd Loon」という2曲ぶんみたいだね。この8トラックめ、最初に「ア~~ア~~ア~~」というコウモリの鳴き声みたいな(聴いたことはないけど…)ケヴィンのキモチ悪い(笑)コーラスが10秒ほど入るんだけど、それがどうも「Y The Quale~」みたい。でスグ“Yellow Featherd Loon”って歌詞が出てくるもんね、よく聴くと。この8トラックめに2曲入ってるせいで、9トラックめが10曲めの「The Autobiographical Grandpa」になり、10トラックめが11曲めの「The Miniature Philosopher」になり…と、どんどんズレていって、最後の16トラックめが17曲めの「The Gay Parade Outro」になるわけね。これならナットク。私が好きだと思ってた曲はやっぱり「My Favorite Boxer」だったんだ。もっと早く気付け、私。

 

でもね、各オンラインショップの商品ページ見ると、日本のamazon本国amazonHMVタワーも、表示、まちがってるっぽい…。そもそもすべてのサイトが全「16曲」表示になってるんだけど、誤表示のしかたに2パターンあって、12曲めの「My Friend Will Be Me」が無くて全16曲になってるのと、最後の2曲を「Nickee Coco And The Invisible Tree / The Gay Parade Outro」と16トラックめでひとつにしちゃってるのと。どちらにしろ、試聴で聴ける曲が部分的にタイトルと合ってないんだよね…。こんなことあるんだねー。ま、オブモンの現所属レーベルのPolyvinylのサイトでも『The Gay Parade』の発売レーベルのBAR/NONE RECORDSのサイトでも16曲表示になってたからな…。

 

とまあ、こんな、普通の人には超どうでもいい(しかも英米人が聴けばすぐさまわかるであろう…チェッ、)謎を解くのに、人生の貴重な時間を3時間ほど費やしました、ハイ…。私って相変わらず無為・無駄・無益を愛する三無主義者だぜ…(意味不明)。でも、これ調べてるあいだずっと『The Gay Parade』聴いてて、やっぱり好きだなーって。ケヴィンのボーカルがキュートでクレイジーな「Fun Loving Nun」、タイトルだけでも素敵すぎてクラクラする「A Collection Of Poems About Water」(あ、この曲途中で日本語っぽい音が聞こえるなーと思ってたら、ほんとに「Umi ni ukande means floating on the sea」って歌ってると判明~)、「The Miniature Philosopher」も「My Favorite Boxer」もつくづくヘンな、でもとんでもなくカッコイイメロディ。聴けば聴くほどケヴィンの才能の迷宮にハマる…。

 

というわけで、『The Gay Parade』の曲タイトルの謎(これ悩んでたの私だけかなあ…?)が解けてスッキリ。キッカケをくれためんちかつさん、ありがとです~。

 

*『The Gay Parade』of Montreal

1 Old Familiar Way
2 Fun Loving Nun
3 Tulip Baroo
4 Jacques Lamure
5 The March Of The Gay Parade
6 Neat Little Domestic Life
7 A Collection Of Poems About Water
8 Y The Quale And Vaguely Bird Noisily Enjoying Their Forbidden Tryst
9 I'd Be A Yellow Featherd Loon
10 The Autobiographical Grandpa
11 The Miniature Philosopher
12 My Friend Will Be Me
13 My Favorite Boxer
14 Advice From A Divorced Gentleman To His Bachelor Friend Considering Marriage
15 A Man's Life Flashing Before His Eyes While He And His Wife Drive Off A Cliff Into The Ocean
16 Nickee Coco And The Invisible Tree
17 The Gay Parade Outro