月夜のドライブ

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【あとからメモ】ジャック達、姫乃たまwith Band『UNDERGROUND HEADLINERS vol.2』 @ 吉祥寺MANDA-LA2

(主にその日のツイートを中心にまとめたものを自分メモ用にあとからアップ。2022年04月)

 

2018.04.26.THU
『UNDERGROUND HEADLINERS vol.2』
吉祥寺MANDA-LA2
ジャック達 一色進/宙GGPキハラ/夏秋文尚+大田譲(カーネーション
姫乃たまwith Band(小森清貴:ギター/池上加奈恵:ベース/鮎子:ピアノ/関口萌:ドラムス)

 

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吉祥寺MANDA-LA2でジャック達&姫乃たまバンド!ジャック達あいかわらずサイコーにもほどがあるし、私はお初だった姫乃たまさんもサイコー!でした!!!!しあわせ!!!!

 

姫乃たまちゃん、いろんな方面から噂は聞いてて文章も読んだりしてたけど、生で観たら想像以上の素敵さだった!バンドもよかったなあ、ほんわか姫乃たまちゃんのバックで鳴る小森くんのすさんだギター(←ホメ言葉)、笑っちゃうぐらいよかった。姫乃たまちゃん、ほんわか風味のベースに独特のリズム感(生き方と言ってもいいかも)があって絶対にブレない芯の強さ感じられて、魅力的だったなー。3776のちよのちゃんなどにも感じる、その人だけの固有のリズム感。ステキ~。ライブの一発目で披露された姫乃たまちゃん作詞・一色さん作曲の「夜道とビール」すごくよかった。たまちゃんのことは何も知らないけれど、孤高な覚悟に支えられてこそのおっきな包容力、みたいな彼女らしさを、勝手に感じてしまった。とてもいい詞、いい曲。

 

 

ジャック達は、新曲とそれぞれのボーカル曲以外は、このあいだのニューベリーとセットリストだいぶ違ってた!すごいなー、いくらでも名曲が出てくる。新曲、特に「Ordinary」すごい好き!あのテンポあの曲調であんないい演奏できるの、腕がいいバンドの証と思う。

 

で。一色さんが「こないだ家で貴重な最初のシングルが数枚見つかって」と言ってからのB面曲「Motorcycle Justice」、やー色々よみがえっちゃったな!初めてジャック達のライブ観たのもマン2だったなーとか。ピートさんの印象が強いこの曲のベースを大田さんが弾いてるの、やっぱり奇跡みたいだなとか。今でこそ毎回全然違うド名曲をセットリストに押し込んでもまだまだ最近聴いてないって思う名曲が山積して披露の順番回ってこないぐらいのジャック達だけど、最初の頃はワンマンとかだと曲足りなくてタイツの曲なんか演ってたよなーとか。さらにアンコールの最後でこれも久々な気がするド名曲「今すぐ帰りたい」を演ってくれちゃったものだから、あーこれ初めて聴いたのもマン2だったな、『HILAND』のレコ発(シディ発)のアンコで新曲ブチかまされてビックリしたんだったなー、ってまたいろいろよみがえって止まらなかった…!

 

今回、席が大田さん側だったので、普段あって当たり前に思っちゃう大田さんのベースをあらためて見つめてみたりしたんだけど、いや(今さらだけど)(言うまでもないけど)ホントあきれるほど物凄いベースなわけで…。どっしりしてるのに躍動的で、太くしなやかなメロディ奏でてるようなベース。ジャック達って4人それぞれの楽器が自由な歌を歌ってるようだなー。一色さんのギターもキハラさんのギターも相当向こう見ずだけど、手堅く思える夏秋さんのドラムと大田さんのベースも実はかなりなヤンチャだよなって。それぞれの振り幅が自由度高くて、それが宙の一点であんなに密に結ばれる。

 

ライブのあと思い起こしてたんだけど、そういえばピートさんがジャック達を辞めるって発表があったの、ちょうど10年前、2008年のGW後あたりだったんだよね。そのあと脱退ライブを経て秋に大田さんゲストに迎えて、もう10年…。手もつけられないほどのこんな最高なバンドになっちゃった。どれぐらい最高かっていうと、前のライブで「謎の帽子屋」「Snow Storm Warszawa」「エルドラド」演って今回「暁ワンダー・ボーイ」「潮流」演って、まだまだ演奏しきれないモンスター曲抱えて涼しい顔してるぐらい最高なバンド。普通なら一生に一曲書けるかな級の名曲がセットリスト入り待たされる。だって、「歪」を毎回演らないような畏れ知らずなバンドって考えられる(笑)? 暁ワンダー・ボーイもエルドラドもキャンセルも水溜り画廊も歪も謎の帽子屋もMY BEAUTIFUL GIRLも、毎回ライブのクライマックスで聴きたい。他にも毎回演ってほしい曲がライブ15回分ぐらいある…。

 

クライマックスといえば、一色さんの「さあ今日一番のクライマックスですよ」←客席ヒューヒュー!で始まったコクチタイム。最初に大田さんが振られ「え、俺?」「だって一番時間かかるから」(笑)。その大田さんの「コクチモモコです」への客席からの歓声がすごくて、一色さん「もうコクチモモコのライブ盤出そっか?」と(笑)。あと大田さんがMCで「マン2が一番コクチモモコやりやすい」とか言ってたのもおかしかった、「WWWとかだとこういう感じじゃないんだよなあ」とか、まさかのジャック達がライブやったことない場所と比べるという(笑)。いずれにしろ「コクチモモコのライブ盤」待たれるな…、ゲストボーカルも多数迎えて豪華にいってほしい、今回だって何しろ姫乃たまちゃんが誰より先に「コクチモモコ」言ってくれたし(笑)!

 

あとひとつ。ニューベリーでは入りの音楽が違ってて「出る前から面白い」、博文さんのときは呼んだのに出てこず「いないのに面白い」、と面白さのバリエがすごい一色さん、今回は「Silly Girl」の前にボリュームも落とさず会場に響き渡る大音量でチューニングしてて客席が笑いの渦に。「チューニングも面白い」!それで大田さんが一色さんに「大丈夫…?」「えなんで?」「いやちょっと不安になるような音だからさ…次オレ歌うのになーって(笑)」…メンバーをも不安に陥れる一色さんのチューニング。

 

ジャック達公式セットリスト

01. 明日、さようなら
02. マイ・ベイビィ・アン
03. Ordinary
04. スキニー・スキニー
05. モーターサイクル・ジャスティ
06. Boom Boom Subway
07. 暁ワンダーボーイ
08. シリー・ガール
09. 潮流
10. The Time Has Come
11. 禁断のチョコレート・エンジェル

E1. 恋のトランジット with 姫乃たま
E2. 今すぐ帰りたい with 姫乃たま

 

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