私にはめずらしく昼夜のライブで、阿佐ヶ谷から移動して外苑前へ。再結成後ずっと観てみたかったLABCRY、チャンスを逃し続けていてやっと。私はLABCRYのだいぶ後追いのファンで、出会ったときにはもうバンドは活動していなかったから、再び生で観られることがあるなんて思ってなかった。こちらも私はだいぶ久しぶりだった月見ルにて。
「LABCRY 2025年のCOSMOS DEAD 東京編」
2025.06.28(土)
青山 月見ル君想フ出演|LABCRY
三沢洋紀 : Vocal, Guitar
NANA : Guitar, Chorus
清水恒輔 : Bass
GONDHARA (a.k.a 村上ゴンゾ) : FREQ-ALPHA-GAMMA-WAVES
宮地健作 : Keyboards
斎藤晃彦 : Drums, Chorus開場 / 18:00 開演 / 19:00
前売り ¥4,000 | 当日 ¥4,500 +1D ¥700





ずっと夢みていた、初ナマLABCRY、初ナマ三沢さん。そして後追い初心者ファンなので三沢さん以外の人はよくわからず。なのにかなり前方で観ることができてしまって、くらったな…。カッコよかった…!いっやバンドっていいなーーーバンドって最高だなーーー。
三沢さんは(そうだろうとは思ってたけど)破格にカッコよく、観た人が片っ端から三沢ギャルになってしまうのはナルホド理解…。そしてもうひとりのギタリストNANAさんはいつもあんなド派手コスチュームなのかしらっ…!?見た目もプレイもだいぶ様子がおかしくて最高だった。規格外れのギタリストが1人いるって、やっぱロックバンドに大切なことだなー!って。
2008年頃に後追いでハマッたときにバーッと過去作を買った中でも『COSMOS DEAD』と『I Bring You Down To Underground』は特に好きなアルバムだった。ナマで聴けて感動。ほうぼうからいろんな音が飛び出し行き交ってるバンドサウンド、最高によかったなー。スタイリッシュかつ偉丈夫な音のベース清水さん、熱く激しいプレイのKeyの宮地さん、デカい音で叩きつつすっげカッコイイコーラスもしてたドラムの斎藤さん、謎挙動で謎サウンドかましまくりの村上ゴンゾさん、フリーキーなギタープレイと意外にストレートな素敵コーラスで観客をクギ付けにしてたNANAさん、とにかくあっちからこっちから音の大洪水が押し寄せて最高。そんな中ギター直アンで、淡々とクールに歌い続ける三沢さんがまたたまらなくよく、これがLABCRYなんだな…って思った。
この奇っ怪極まりないバランスのそして唯一無二のメンバーから生まれる、ここにしかない音の渦。こんなバンドがナマで音出してるのに巻き込まれたらそりゃ好きになっちゃうよねー!バンドはやっぱり奇跡だし、いいバンドは民の宝だよ、ホントに。フロアは満員で、みんなたぶん当時からのファン、地元大阪からの人も多かったのかな、気のおけない空気の中メンバーもリラックスして演奏してる感じでとっても楽しかった!
17年越し(ずっと思ってたわけじゃないけど)の夢がかなってうれしかったし、想像の中で『ライブは最高だろうな』って思ってたのの何百倍も最高だった。LABCRYはなんと新作の録音に入るそうだけど、またライブ観られるかな?次の機会も足を運べるといいな。


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振り返ると、私がラブクライにハマッたのはこの記事のとき(2008年)。三沢さんのソロが出会いの端緒だった。これはよい記事なので(私の文章がよいのではなく、当時このソロCDを出した平澤さんがよい、とてもよい)、時間のある人はぜひ読んでください。
LABCRYにハマッた話はこのページ(下のほう)にもちょこっと書いてる。まさかこのあと17年経って、LABCRYのライブ観ることになるとは思ってなかったな…。
【2025/07/07記】