月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

【あとからメモ】ジャック達「JACK TOO MUCH!」@ 西新宿ニューベリー

(主にその日のツイートを中心にまとめたものを自分メモ用にあとからアップ。2022年05月)

 

Newbury presents 2014  ALCOHOLIDAY SHOW TIME vol.83」 「JACK TOO MUCH!」
4月20日(日)
西新宿「NEWBURY」
出演:ジャック達 [一色進、宙GGPキハラ、夏秋文尚with大田譲(from CARNATION)]
18時開場 19時開演
前売3000円、当日3500円(+1drink)

 

 

はー。Too Much ジャック達すごかったなー!Too Much だけあって、好きな曲だらけでうれしかったー!大好きなハイランドからも「乙女座ダンディライオン」「キャンセル」「ロッカバラッド・クロック」「スーパーソニック・トースター」「水溜り画廊」って、わーもうこれどんだけスペシャルだったか!

 

しかし…「My Beautiful Girl」のときも「キャンセル」のときも「今すぐ帰りたい」のときも、ジャック達の最高点、これ超えられんの?と心配になって、今それさえも超えてきた「歪」に震えてるときに、今日また「潮流(の本当はこうしたかったバージョン)」が出てきちゃったよ…!「潮流」凄かった!カッコよかった!何あれ!音楽的知識が乏しいので、ジョニー・ルイス&チャーみたい!と思った、というぐらいの拙い感想しかお伝えできないんですが、もうメタくそカッコよかったです…。ライブでうまく演奏できなくて録音物になってから「いやーほんとはこうしたかったんだよねー」っていうのは聞いたことあるけど、本当はこうやりたかったバージョンをライブでやっちゃうってジャック達どーゆーわけ!?もーこのバージョンの「潮流」も録音お願いします!超カッケーかった!一度のライブで「キャンセル」も演り「水溜り画廊」も演り「エルドラド」も演り「謎の帽子屋」も演り「歪」も演るバンドだよ!?名曲多すぎだし、名ギターソロ多すぎだし、タフすぎる。ほんと、正気の沙汰じゃない…。

 

いろいろありすぎるけど、しみじみ夏秋さんのドラムのカッコよさ、ね…!スーパーソニック・トースターの間奏なんて、何度も聴いてるのにその度真新しくカッコよくて打ちのめされる…。夏秋さんのあの独特のタイム感、たぶんコンマ何秒の違いの、あれがジャック達の唯一無二の世界を作ってるんだなあ…。

 

ソロ弾きながら涙止まんなくなっちゃったキハラさんと、演奏後、そのキハラさんの頭をポンポンって叩く大田さん、の姿もあった。4人ともが空の上まで届くようにって演奏してたの、すごくよくわかった。

 

「ロッカバラッド・クロック」久しぶりだったけど、つくづくジャック達の放埓さが出てる曲だなあと。2つのギターとベースとドラムが、それぞれ元の居場所もお構いなしに、好き勝手に拡散してく。どんなに離れてもお互いの音をつかみ損ねたりなんかしないという、傲慢な位の自信に裏付けられた放埓さ!グランドファーザーズとの聴き比べがニヤニヤ楽しい「恋の元素記号」のときもそう思った。ギター2人違うだけなのに、だいぶ違う。うまく言えないけど、ジャック達って「開いて、広がっていく」バンドなんだなーと。個性だね。たまに広がりすぎて戻ってこれないこともあるけど(笑)。

 

乙女座ダンディライオンも聴けてうれしかった。何度聴いてもクラッとする歌詞。一色さんは、どんな女の子も落とせる言葉の武器を隠し持ってるんだ。いつもSTAPギターとかばっかり言ってるくせに。ほんとずるい。

 

間奏のいつ果てるともない「キャンセル」シアワセだったなー…!その直前の一色さんMCで、今日はToo Muchジャック達だから「ゴングショウ形式で、もういいよって10人手を挙げたら演奏やめるってどう?」とか。で、演奏後「まさかのメンバーから手が挙がったね。ギターソロ長げーよ!」と(笑)。それに対し「あ、長かったー?ごめんなさいね」とか言ってるキハラさんカッコよすぎー。昨日帰りの電車でも散々言い倒したんだけど「やっぱりジャック達はキハラさんのバンド」なのよ!!!!100回言ってもいい、やっぱりジャック達はキハラさんのバンド、ほんとうに!!!!ソロ弾きまくるキハラさんに一色さんが嬉しそーな一瞥をくれたり、大田さんがキハラさんをニコニコいとおしそうに見たり、キハラさんがソロ弾くだけ弾ききって、もーいいす、任した!って感じで夏秋さんに視線投げたり、3人が最後はそこに頼るように夏秋さんを見たり、そのやりとりにいちいちキュン…。

 

そして「潮流」も「キャンセル」も凄かったけれど、やはりラストの「歪」が圧巻だったジャック達。楽曲のスケールの大きさ、メンバーの破格のセンスと理解力、しなやかで豪胆な演奏力、それを高みで結晶させるバンド力。全てをまとい、この地平まで辿り着けるバンドは、やっぱりそう多くはないはず…。

 

そーだ思い出した、告知タイムで、大田さんに「コクチョーサユリデス」と言わせ夏秋さんに「えーとコクチモモコです」と言わせときながら、当の一色進は「一色進デス」って、まさかの本名で誰より笑いをとるという!どんな手練だよと(笑)

 

 

セットリスト
【一部】
01 HAPPY JACK
02 恋はこりごり
眼鏡ヴォーカリスト登場な話
03 乙女座ダンディライオン
04 東京一悲しい男
05 砂漠のモノレール
06 My Beautiful Girl
STAPギター弦な話
07 潮流
08 エルドラド
【二部】
09 キャンセル
10 モンスター・イン・ディスコ 
明日さようならな話
11 明日、さようなら
12 恋の元素記号
13 ロッカ・バラッド・クロック
14 スクーターガール
心ここにあらずな告知モモコな話
15 JUMPER
16 水溜り画廊
【EN1】
17 スーパーソニックトースター
18 禁断のチョコレート・エンジェル
【EN2】
19 謎の帽子屋
20 歪