もうすぐ…2月4日の午前5時ごろ、海王星が、ホロスコープ上の水瓶座から魚座へと移動する。98年から14年間水瓶座にいたこの星が、次に水瓶座を訪れるのは165年後だそう(公転周期が約165年だから)。
夢や、涙や、音楽や、ガスや、とにかくそういう目に見えるような見えないような、ふわーっとしたものを象徴するといわれている海王星。その海王星が水瓶座にいたこの14年間は、たしかに私にとって海王星的なところのある時間だったと思う。どこか夢見てるみたいな。よくも悪くも曖昧な。
14年間も自分の太陽星座にいた星が去って二度と出会えない(私が生きているあいだは)というのは、どこか寂しいし、ちょっと恐くもある。星がひとつ居場所を変えたからって生活が激変する、なんてこともないと思うけど、何か終わることや消えるものがあるのかなって。
いつも視界を覆っていた霧のような夢が消えてしまって寂しく思うのかもしれないし、モヤモヤメガネをかけずに歩くってなんて爽快なんだろう!って思うのかもしれないし。
ともかく、いつもまわりにふわふわと存在していろいろなところに連れて行ってもくれたフシギな雲は消えて、自分の足で歩くときが来たんだなって思ってる。
サヨナラ、そして、ありがとう、海王星!