（その日のツイートを簡単にまとめたものを自分メモ用にあとからアップ。2022年04月）
鈴木慶一さんが2018～2019年頃に月イチぐらいでやっていたセッションライブシリーズ「Aerial Garden Sessions」のスペシャル版。私は、シリーズの中ではこれしか行っていないのだけれど。ライブの出演メンバーを見て、これは行かなくては、と思って足を運んだ。
『Keiichi Suzuki Aerial Garden Sessions Special』
神保町試聴室
2018年12月22日（土）
開場 18:00 / 開演 18:30
■料金：予約 4,800円＋1ドリンク(500円)
出演：鈴木慶一, 矢口博康(SAX)with上原則博(映像), 棚谷祐一と江ノ島兄弟社(棚谷祐一、美尾洋乃、四家卯大、鳥羽修、大田譲、張替智広)
神保町試聴室で鈴木慶一さんソロ、矢口博康さんソロ、棚谷祐一さんと江ノ島兄弟社、というライブ。慶一さんのこのソロシリーズは私は初参加（ゴメンナサイ）で、棚谷さんのグループの面子で即飛びつきましたが。わーもうちょっといわく言いがたい贅沢な時間。すばらしかったー！
棚谷さんのグループのメンバー、棚谷さん美尾さん四家さん鳥羽さん大田さん張替さん、に上野洋子さんまで！ちょっとすごすぎませんか！！でもこの凄メンバーで奏でられる音が、当然ながら私などのフル想像力をも遥かに超えたすばらしさで…。うっとり。棚谷さんがここ5年ぐらいで書き溜めた曲、とのこと。あの狭い空間であんな贅沢なメンバーの音を激浴び！四家卯大さん、お名前はよく拝見するけどライブでお目にかかるの初めてかしら、素敵だったなー。美尾さんのバイオリンと四家さんのチェロの音の重なりは美しくも包容力があり。そこに上野さんのピアノ。陶然…。棚谷さんのアコーディオンと美尾さんのバイオリンがユニゾンをなぞるのとかため息〜。そして右側のロック勢3名もよき！あーもう鳥羽さんカッコイイー大好きー（知ってた）。いつもより神妙な顔で（？）弾いてる大田さん、しあわせこの上なさそうな張替さん、もー最高のメンバーの最高の音でした…。棚谷さん、自分名義のバンドでのライブは初めてかな、と。わーそんな記念的なライブに来れてよかった…。今回前のほうで観られて棚谷さん満喫。はーシアワセだった。大田さんと歌ったなんとかブラザーズ（←役立たない記憶）のカバーもよかった。棚谷さんのボーカル好きなのでもっと歌ってほしいです～。
矢口博康さんソロ、カッコよすぎるぐらいカッコよかった。目の前でセッティングしてるの見てるだけで惚れ惚れしちゃうぐらい。持ち時間が30分ということで「キッチンタイマー持ってきました」といって足元に置いてほんとに「ピッ」とやってた（笑）。あんな至近距離で矢口さんのサックス～。夢みたい。
慶一さんのセットはとてもレアだったのでは…。12月なのでと「No.9」も「スプーン一杯のクリスマス」も演ってくれた。あと、棚谷さんとのスリー・ブラインド・モーゼスの、あのタイトルの長い曲（慶一さん「今まで書いた詞の中で一番ひどいね」とか）！（←追記：「汝、婦女子を救うことなかれ 主よ、婦女子を呪い給え」だね…これもクリスマスソングのくくりだったのかな。）あと慶一さん、『MOON OVER the ROSEBUD』の「When This Grateful War is Ended」を美尾さんと四家さん入りで演ってくれた！美しかったなぁ…。打ち込み音源と共にひとりで演奏した新曲も独特…アタマからオワリまでさすがの鈴木慶一なのだった。
そうそう慶一さんの本編最後とアンコール曲（狭くて戻るの大変だから「もうそのままやっちゃおう」と）はかなりメンバー総出だったけど、張替さんは予定外に呼ばれた感じっぽかった！でも見事につとめあげてて、楽しくて仕方ない感じが伝わってきたわー。あんなメンバーでの演奏、しあわせでしかないよね…！
“棚谷祐一と江ノ島兄弟社”またやってくれるといいなー、もっともっと聴きたい。メンバー一人ひとりの音がすごいであろうことはわかってても、一緒に出す音ってどんなの？って想像つかなかったのが、うわーこうなるんだ！という至上のヨロコビ！ホントたまらなかった！本当に隅から隅までよいミュージシャンのよい音に満ちた、すばらしいライブだったなー。
