（主にその日のツイートを中心にまとめたものを自分メモ用にあとからアップ。2022年04月）
KERA・MAP #008
『修道女たち』
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演：鈴木杏、緒川たまき、鈴木浩介、伊勢志摩、伊藤梨沙子、松永玲子 / みのすけ、犬山イヌコ、高橋ひとみ
2018年10月20日（土）～11月15日（木）
東京都 本多劇場
2018年11月23日（金・祝）・24日（土）
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2018年12月1日（土）・2日（日）
福岡県 北九州芸術劇場 中劇場
全席指定:7,400円
本多劇場でKERA・MAP『修道女たち』観てきたー。11/15東京千穐楽。はあ…。極限まで精巧に作り込まれたガラス細工や宝石の、この世のものとも思えない輝きを見ているような舞台だったな…。ミリ以下の単位まで違えることのない芝居から生まれる奇跡。役者さんたち一人ひとりが心底キラキラと魅力的だった。
“修道女”たち、コスチューム同じなのに始まってすぐから個性がくっきりで凄かったなあ…。イヌコさん緒川さんは言わずもがな。伊勢志摩さんすっっっごいよかった！伊藤梨沙子さん（『百年の秘密』でポニー役だった人か～）もオープニングから響く芝居ー。そして高橋ひとみさんの美しさの説得力たるや…。キレイでダメで悪女で無邪気でやっぱりキレイで、たまらん。鈴木杏さんはあんな難しい役をよく…。あやうい役どころが重く強く存在してたものなあ…。
美しい話なのに笑いっぱなし。あんなところこんなところで笑う自分（みんなも）にびっくりする。音楽がとても美しかったのも心に残った。音楽と音響と美術と照明とがスキなく役者たちと響き合わないと成り立たない舞台。（たぶん毎回毎回が）ゼロから作りあげる国宝みたいなとんでもなさ。総合芸術すげぇ…。
東京千穐楽だったからかな、3度目のカーテンコールでケラさんも出てきてくれて帽子をとって深々とお辞儀を。やわらかな笑顔、よかった。体調ダイジョブかな？ なんとか褒章（←「紫綬褒章」でした）おめでとうございました！
