月夜のドライブ

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【あとからメモ】ヨーロッパ企画第36回公演『出てこようとしてるトロンプルイユ』 @ 本多劇場

(主にその日のツイートを中心にまとめたものを自分メモ用にあとからアップ。2022年04月)

 

10月26日(木)観てきた!記念すべき初・ヨーロッパ企画!前々からヨーロッパ企画大ファンのお友だちに噂は聞いてたんだけど。やー独特なおもしろさー!会話超好みー!おもしろかった!!!!あの絶妙な会話、台本も役者さんもスゴイよねえ。平日の昼間なのに本多劇場パンパン、人気ぶりにもビックリした。

 

ヨーロッパ企画第36回公演「出てこようとしてるトロンプルイユ」
【東京公演】10月20日(金)~10月29日(日)
本多劇場
音楽:滝本晃司 
作・演出:上田誠   
出演者:石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅 土佐和成 中川晴樹 永野宗典 西村直子 本多力
/金丸慎太郎 川面千晶 木下出 菅原永二

 

初・ヨーロッパ企画の直接のキッカケは、先日の土田さんの『きゅうりの花』での諏訪雅さんのお芝居があまりによくって、これはやっぱりヨーロッパ企画観に行くしかない、と思ったからなんだけど。なぜかわからないけど諏訪さんのお芝居やっぱり好きだったー!諏訪さん、声いいなあ、聞き惚れた。何しろ初なので(客席も後ろ目だったので出演者はざっくりとしか判別できず)、最後にあんなにたくさん客演さんいたこと知ってビックリした。川面千晶さん、おもしろかったなあ!

 

あの最初から出ている3人の会話、いいよねえ。あの「パンの絵」のくだりとか可笑しすぎて永遠に聞いてたかった。カフェ行く?(笑)そして後半のチカラワザが凄かったなあ、どうなるのと思ったけど最終的にねじ伏せられてしまった自分にもビックリしたし。あれ、ホン書く人が役者を信用してないとできないことよね。もっと言うと自分の劇団だからこそできる実験なのかなあとも思う。

 

 

ちょっと話はそれるけど、もうすぐ共に新作の初日を迎える、私の大好きなカムカムミニキーナの松村武さんもナイロン100℃のケラさんも、台本や稽古に苦しみながら「これは劇団だからこそできる芝居」という意味のこと言ってて、グッときちゃうんだよね。いまどき劇団続けるなんて面倒くさいばっかりでいいことなんて殆どないと思うけど、ただひとつ「劇団でしかできない芝居」のために、やっぱり脚本家は台本を書き演出家は演出をつけ役者は集まって芝居をする。そうすることでしか世に存在しえない表現のために。なんか泣けちゃう。