月夜のドライブ

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西村哲也&MARCY'S HOTEL @ 吉祥寺MANDA-LA2

画像

西村さん50歳おめでとうライブを遅ればせメモ。

2009.12.15.Tue
吉祥寺MANDA-LA2
西村哲也MARCY'S HOTEL
出演:西村哲也(vo.g)、大田譲(b,cho)、夏秋文尚(dr)、美尾洋乃(vln,mdln,perc,cho)、伊藤隆博(key)
ゲスト:青山陽一(g,vo)
OPEN 18:30
START 19:30
ADV 2000yen
DOOR 2300yen
( Drink 別 )

 

前にも書いたけど、この日はどうしても避けられないシゴトが直前に入ってしまい、せっかく遅めの開演だったのに、それにも間に合わず「砂のコリン」から。セットリスト見ると、5曲も逃してるのか…。「GHOST」聴けなかったのが、ほんとうに悔やまれる。着いたとき、ドアの外にもれてくる「コリン」のドラムスの鋭さに、それだけでぐらっと倒れそうになった。

 

私が着いたときにはもう、西村さんがいつもと違う!いつもよりはじけてる!という印象で(笑)、この日は最初からそうだったのかなー?テンション高くて、MCもいつになく饒舌だったよねー。

 

中休憩が入るまでの数曲を後方で立って見ていたのだけど、ゲストの青山さんがわりと近くにいて、ステージから西村さんに「ではゲスト、青山くん」と呼ばれてから、「あっ!」みたいな感じであわてて入っていったのが可笑しかった。このメンバーに青山さんが入れば(この2曲は美尾さんは捌けてた)、当然「あのバンド」になっちゃうわけで、「Cleaning Inside」、やっぱめちゃめちゃよかったなー。ほんと、西村さんのギターと青山さんのギターがひとつのバンドで鳴ってるってことが何度考えても凄すぎる。20年来、何十回観ても、有り得ないことが起きちゃってる事態には変わりない。

 

次々と演奏される曲もだけど(ひさしぶりに聴いた気がする「月の仔馬」気味悪くて最高によかったーーー)、何より、西村さんの楽しそうな様子が印象的なライブだった。ちょうどその直前にあったカーネーション拾得ライブ~タワレコインストアの「密着取材」の話とか、おっかしかったー。

 

で、みんなすでに書いてるけどこの日は何といってもアンコールの「ご、ご、ご、ごごごごごじゅう!!!!」だよね(笑)。西村さんと大田さん、いいおっさん二人がひとつのマイクで、なんかかわいかったなー(笑)。音はもんのすごいカッコよかったよー、疾走するロックンロール!!だって西村さんのギターと大田さんのベースと夏秋さんのドラムだもんね、カッコよくならないわけがない。

 

ケーキでハッピーバースデー、のシーンもあったりして、オーディエンスとアーティストのあいだの信頼感というか温かさというか、そういうものにたっぷり満たされたライブ。ここにいて、西村さんの節目をいっしょにお祝いできたことがうれしかったな。お客さんもメンバーも、みんな、そんな思いでいるように見えた。50歳にしてますますあふれ続ける創作意欲と、ますますトンガリ続けるギター、この先も楽しみにしてます!

 

*セットリスト(青山陽一さんBLOGより)

(1st set)
1. GHOST
2. Watergun
3. 暴君物語
4. グラスマン
5. グレートフルハウス養老院
6. 砂のコリン
7. Snowbird
8. GOOD BYE(w/青山陽一
9. Cleaning Inside(w/青山陽一


(2nd set)
10. POOR BOY
11. LOST SUNDAY
12. ひまわり
13. キッチン・ミュージック
14. 夜の光
15. 月の子馬
16. カエル
17. 何でもいい
18. エレクトリック・ラバー

(encore1)
19. HEY HEY(w/青山陽一
20. 香り(外道<50version>)


(encore2)
21. 牛の群になって走る