月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

ジャック達のリードギタリストを語っちゃう

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やーキハラさんカッコイイねえ!!ジャック達「ROCK A BALLAD CLOCK」のライブ映像の話だけど。ジャック達を観るときはついつい後方ドラマーに注目しがちな私とはいえ、やっぱり、ロックバンドの華はギタリスト!ギタリストがカッコ悪いバンドなんかもうロックバンドやめたほうがいいよね。ドラマーがふとがね金太みたいなバンドはいてもいいと思うけど。

 

ジャック達ってある意味“宙GGPキハラを見せる”ためのバンドなんじゃないだろうかとつねづね感じているのだけど、彼の派手なカッコよさをばばーん!とフィーチュアしたこんなビデオを見ちゃうと、それは確信に変わる。ギタリストがカッコイイバンド、最高!!だいたい、一色さんもよく言ってるけど、いまどきギターソロがこんなにクソ長いロックバンドもそうそうないよね…。どの曲聴いてもどこから聴いても、ギターに次ぐギター、あきれるほどのギターだらけ。空気読まないにもほどがある。スマートなアプローチとシックなスタイルで女子にモテようって気はないのか。ないんだろうな…。はあー、好きすぎるジャック達。

 

ジャック達というバンドに出合ったときに、私が何より驚いたのは、それまでまったく知らなかったこのキハラ宙というギタリストの存在、その音の豊饒さ、そしてライブで見せる激烈な弾きっぷりだったけど、そのドラスティックな驚きは、ライブをなんど観ても薄れることがない。そう、「慣れる」ってことがない、それが彼のギターのとても不思議な魅力だなって思うんだ。

 

ピートさんがベースだったときの、ムダ撃ちも含めてやりあってはそのたびごとの(意外にセンシティヴな)着地点を冒険していくようなコンビネーションもすごくエキサイティングだったけど、ここ2回のライブ、カーネーションの大田さんをサポートベーシストにむかえてのキハラさんは、もう見ていて胸がすくよう!大田さんのベースがあることで、びゅんと大胆に飛び出せるんだね。まるで、空を自由に駆け回って誰にもつかまえられないピーター・パンみたい!

 

もーね、こんなキハラさんのためなら、そりゃ一色さんもどんどんいい曲書いちゃうだろうし、夏秋さんも惜しみなくいいドラム叩いちゃうだろうし、大田さんだってめいっぱい助太刀してあげたくなるでしょうよ…。ね、そうだよね(笑)?

 

とか述べつつ、またしても「ROCK A BALLAD CLOCK」の地平線右下がりのライブ映像を見まくるわけですが…。オープニング前の一色さんのMC、この曲の成り立ちを訥々と語り「そんな遠い昔の新大久保の夜を歌った…」と落ちたところで、客席以上に大田さん夏秋さんキハラさんがウケてるのが超おかしい(笑)。これから演奏を始めようというメンバーを笑わせてどうする一色進(笑)!