月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

歌ってもしゃべってもカッコイイ

明日から家族行事でしばらくPCを離れなくてはいけないというのに、その間ずっと、しけた記事がTOPじゃどうもね…。ってことで、ちょっと元気出して、海の向こうのステキなミュージシャンにキャーキャー言ってみよっと。(ま、他人にしてみりゃどっちでも、どーでもいい、って話ですが…。)

 

画像このあいだのライブ@ O-nestの記憶が、私の中でドキドキするほど鮮やかなJason Falkner(ジェイソン・フォークナー)。彼が、Roger Joseph Manning JR.、そしてBrian Reitzellと組んでいるユニットが「TV EYES」。そのセカンドアルバム『SOFTCORE』をちょっと遅ればせで買いました。このあいだのライブのとき、この中のナンバーも1曲(「STOP ME」)演ってくれたんだけど、それがすごくよかったんだよね…。

 

アルバムの7曲のうち4曲はファースト収録曲のリミックスなので、純粋に新曲と言えるのは3つだけなんだけど、中でもやっぱり、ファーストトラックの「STOP ME」が圧倒的にカッコイイ。ギャンギャンいうギターから始まりひたすら疾走してあっというまに去っていく2分57秒は、まるでティーンエイジャーのロックンロール。こんな爽快なナンバーをさらっと演れちゃうジェイソン40歳、まじカッコよすぎる…。スピーディーな展開の中、イントロを破る声の甘さも、メロディがふっと身を翻す一瞬も、わかってる“いつもの彼のやり口”なのに、わかっててもやっぱり、クラッととろけてしまう自分を止められない…。ほんと罪な人だー、ジェイソン。

 

リミックス4曲はメンバー3人それぞれが手がけたものと、くるりによる「Quruli 'noise McCARTNEY' Remix」と題されたものが1曲(TV EYESやJason FalknerのCDは、くるりのレーベル「NOISE McCARTNEY」から出てる)。この4曲の中でもやっぱり、私はJasonのリミックスがいちばん好き。彼の曲につねに感じる、ある平易さが私は好きなんだな…と思う。

 

Jason Falknerって、衒いなくロックという音楽に向かえる、そしてそれが嫌味にも無思慮にも転ばない、まったく稀有なミュージシャンだよね。「シンプルでストレート」ということをシンプルにストレートにできる人って、じつは、そうはいない。

 

さて、(私は行かない)フジロックに、それぞれソロとしてジェイソン・フォークナーとロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.は出演したのだけど、元Jellyfishのメンバー同士でもある彼ら、「もしかしたら…」の期待どおり、ロジャーのステージにジェイソンがスペシャルゲストとして登場して、Jellyfishのナンバーを1曲やったんだってね。新参ファンの私にはわからないけど、当時から彼らのことを好きだった人は、感激だっただろうね…。

 

Roger Joseph Manning Jr. & Jason Falkner インタヴュー

その、共演の直後にタワレコがふたりにインタビューした映像(字幕付きYeah!)。もう、ジェイソン、カッコイイのなんのって…。歌ってるところもカッコよかったけど、しゃべってる彼も、おそろしくカワイイ、キュート。ほんと参る…。そして左のロジャー・マニングは、なんだかヨガの行者のようだ。

 

*『SOFTCORE』TV EYES