月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

YES初期メンバーを思う

先週の私のリスニングチャート、YESがまたしても1位…。しかも「187」トラックって、さらにブッちぎりなことに…。あーほんとに極端だなー…。まあ、先週はサードの『The Yes Album』と、『THE BBC RECORDINGS 1969-1970』ばっかり聴いてたので、さすがに10分超の組曲ばかり187回というわけでもないのだけど。

 

そして、新たにYouTubeで見つけたこの映像に心底ブッ倒れる。最初期のメンバー…つまり、ピーター・バンクス(g)、トニー・ケイ(kb)がいたころのスタジオライブ!これがもう、心臓が口から飛び出しちゃいそうなぐらいカッコイイーーー(倒)!!しかもこの「Beyond and Before」、私がこのあいだ買った『THE BBC RECORDINGS 1969-1970』の2枚めのサイゴに入ってるテイクの、まさにその映像らしいんだよね。CDには「Rare French Broadcast」とクレジットされてる、そのフランスの放送。やーほんとスゴイものが残ってますな…ありがたし。

 

あーーーほんとヤバいぐらいカッコいい!!なんてゴリゴリした骨太サウンドなんだろう!音の細かいことは私なんかにわかるはずもないのだけど、ピーター・バンクスのギターとトニー・ケイのオルガンっていう組み合わせが、この後のスティーヴ・ハウリック・ウェイクマンの音のコンビネーションとは相当ちがう個性持ってたんだなーってのはなんとなく感じる。この最初期のメンバーの音は、もうイギリスらしい重たくてゴツゴツしたブルースロックそのものって感じで、このまま行ってたら、きっと「こわれもの」「危機」とはぜんぜん別のバンドになってたんだろうなーと。アンダーソンやスクワイアがそうじゃないとこ目指したからこそメンバーが替わっていって、あのマスターピースに至ったんだと思うけど、でもそれはそれとして、この初期メンバーのざっくりした音もけっこう好きだなーーー。ジョン・アンダーソン青年の可愛らしいウットリ加減もステキ。アンダーソンとスクワイアのハモりはほんと最高だなー。そしてビル・ブラフォードのドラム、あらためて言うまでもないけど、いい音だーーー、スコッコスコココ!!そしてこの映像、彼の着てるTシャツがポイント高いです、「NO」って(笑)。おっかしー。

 

というわけで、まあこんな機会でもないと今後描くこともないと思うので、トニー・ケイとピーター・バンクス、描いちゃいました(笑)。 画像

映像で見るトニー・ケイのオルガンは、彼のナイスな背の高さが裏目に出た形で、そりゃ弾きにくいだろう!とツッコみたくなるぐらいの低さ。コンクリのブロックでも置いて差し上げたくなります…。80年代に再結成YESに復帰したときはどうだったんだろう。ピーター・バンクスは、あまり話題にのぼらない人物であるのをいいことに、たぶん100%似てないだろうと思われるイラスト。どっちかというと坂東次郎さん(exカーネーション)に似てるような気もしなくない…。

 

先週のチャートはこんな。いかにも極端すぎ。

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