月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

気分はプログレッシヴ

画像えっと、ここから先、いわゆる「プログレッシヴ・ロック」の話はひとつも書かない(っていうか書けない…)ので、期待しないでね(笑)。

 

しかしまあなんだって私、こんなの聴いてるんでしょ。King Crimson、だって。私、これまでの人生「プログレッシヴ・ロック」と呼ばれる音楽との接点、ひとつもないです。CDも1枚も持ってない。「プログレ四天王」とか言われても誰と誰だかわかんないし…(笑)。

 

キング・クリムゾン、最初に聴くなら何がいい?」と質問してススメてもらったのがこれ。「2期以降はどれもいいけど『Red』は名盤」と。2期とか3期とか言われても私にはわからないんだけどね…(笑)。プログレ好きな人って、ふだんは物静かなのに、こと好きな音のこととなると途端に歯止めがきかなくなるイメージがあるね(笑)。おかしい。

 

なんかね、この深くて暗くて重たい音が今、すごく好き。なんでだろう。それで、こんなの私だけだろうと思うけど、今の私には、この74年の『Red』と、Of Montreal『Hissing Fauna, Are You The Destroyer?』、それからムーンライダーズの最近3作---『MOON OVER the ROSEBUD』、『P.W Babies Paperback』、『dire morons TRIBUNE』---このあたりが、並列に心に飛びこんでくる。ものすごく不穏で、圧倒的にうつくしくて、自分でも気づかずにいる深層心理の奥底をかき回される感じ。まあ、世間的には何言ってんだって感じだと思うけど…。

   

ほんとに私って、BGMにならない音が好きなんだな…。真剣にわたりあわないとこっちが病んじゃうぐらいの、緊迫した音に撃ち抜かれていたい。それは、ものすごくグロテスクで、ものすごくうつくしい音。

 

King Crimsonの味わいどころなんてたぶん何ひとつ理解できてない私だけれど、「Fallen Angel」そして「Starless」のうつくしさにはまったくまいっちゃうね…。タメイキ…。

 

どうでもいいけど、この『Red』日本盤なんだけど、再発紙ジャケ仕様とかでやたら高かったな…。オリジナルアルバムのことを何も知らない&紙ジャケにありがたみを感じない私には、猫に小判もイイとこだ…。

 

あーこんなヘンな記事に、「プログレッシヴ・ロック」検索とかで、本気でプログレ好きの人がきちゃったらどうしよ…(笑)。今からゴメンナサイ(気弱)。 *『Red』King Crimson