月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

細くてカッコイイ人たちが

ジャック達ライブのことを先に書いちゃったんだけど、じつはそれより前の今週末にも、すごいライブがひとつあるんだよね。そう、細くてカッコイイギタリストが集まっちゃう例のアレです。青山陽一鈴木茂田中拡邦MAMALAID RAG)って…(熱)。細くてカッコよくて楽器が弾ける!ああ、もうこれ以上の何を私が世の中に望むというのでしょう。世界がすべてこの要素で成り立っててもかまわないなー(惚)。(←ってどんな妄想だよ…。)

 

画像ナマの茂さん、久しぶりだなー。と、よくよく考えてみると、もしかすると03年10月の「風待フラッグ」@渋谷BOXX、以来かも。あのときは南佳孝さんのナマ「♪Want you~」(スローなブギにしてくれ)のあまりのカッコよさに腰砕けになり、さらに茂さんの弾く「氷雨月のスケッチ」のイントロで崩壊したんだっけ…(with とりりん、夏子)。ほんとあれは鳥肌だった。その前に見たのが、02年6月の「HAPPY END PARADE」@渋谷AXのとき。このときはまさにwith青山さん…というか、青山さんバンドが2日間出ずっぱりでいろんなミュージシャンのバックまでやってた、今考えるとスゲー話だ。とりりんと「ドラムの音デカイから矢部さんか?」と話してたら夏秋さんだったんだよね(笑)。そうだ、ベースは大田さんだったっけ。とか、余計なことまでいろいろ思い出してみる。思い出しついでに、このときの青山さんのナンバーだった、はっぴいえんどのカバー「花いちもんめ」(『HAPPY END PALADE』、青山さんの『jaw』のボートラにも別バージョンを収録)を引っ張り出して聴いてみたり。完ぺきで取りつきどころがないように思えるあの曲をこう解釈できる人って、青山さんしかいないよなーとつくづく思う。これ、「青山陽一の花いちもんめ」以外の何物でもないもんね。あー、玄さんのペダルスティールと伊藤さんのピアノの響きのうつくしさ。そして最後の茂王子のスライドギターのたおやかなことよ。このコーダの部分のギターソロ、『jaw』バージョンでは青山さんが弾いてるんだけど(クレジットないんだけど、そうだよね?)、聴き比べるとすごく楽しい。

 

ああ、どうしよう…楽しみで心臓バクバクしてきた。その、02年や03年のあたりって、私は落ちリスナーからリハビリ途上もいいとこだったんで、せっかくのナマ茂さんも、ちゃんとは堪能できていなかったように今では思えるんだよね。それが今回は、下北沢QUEなんて狭いハコで…うードキドキする。

 

いや、今回も、細くてカッコイイことにばかり目を奪われて、音のほうを堪能できない可能性が…。ま、それもいいか…。(よくない)

 

青山さん公式サイトよりコピペ~。

Flowers Land presents 「Root is One~歌うギタリスト達の宴~」 2007.2.17(sat) Place: CLUB Que(東京・下北沢) 出演: 青山陽一, 田中拡邦, 鈴木茂 Musicians(The BM's): Hammond Organ 伊藤隆博 / Drums 中原由貴

*『HAPPY END PALADE~tribute to はっぴいえんど~』