月夜のドライブ

ラブレターバンバン書いて紙飛行機にして 宛てもなく空に飛ばすブログです。▶プロフィールの「このブログについて」をクリックで記事一覧などに飛べます。

ししし知らなかった…!

画像今、すっげービックリしてます。2006年現在の世界情勢とはまったく関係ない場所でひとり勝手に。今日、都内に出たついでに某中古レコ屋で久しぶりに棚なんか時間かけて眺めて(最近ネットでばっか買ってるからリアルレコ屋あまり覗かない)、マキシ2枚とフルアルバム3枚で2千円足らずという、ものすごく満足度の高い買い物をして帰ってきたんだけど。あ、仕事もしてきたんだけど。

 

そのうちの一枚が、コレ。Dr.StrangeLoveの97年のマキシ『手のひらの中のFreedom』。Dr.StrangeLoveといえば、私はムーンライダーズの98年のアルバム『月面讃歌』(ムーンライダーズの元録音をさまざまな外部ミュージシャンが大胆に解体したアルバムとして有名…かどうかはわからないが)で知った名前。『月面讃歌』の1曲め「Sweet Bitter Candy」をプロデュースしたのがDr.StrangeLove根岸孝旨さんで、それがすんごいカッコよかったからずっと気になってたのだ。(まー私の場合『月面讃歌』自体を後追いで聴いたので、ずっと、といってもここ5年ぐらいの話なんだけど。)

 

で、そんな下地があったものの積極的に追い始めることもないまま、今日のレコ屋でこのマキシが驚異的に安い値段だったので初めてDr.StrangeLoveの音源を買ってみたんですが。うわ、すんげーカッコイイっす!イントロのギターのハウる音、そっから雪崩れこむめっちゃ重たいギターとドラムの音、ものすげー好みだーーー!…って、すみません、10年もあとになってこんなこと言ってて…。

 

しかもね、驚いたのはなんでかって言うと、今、歌詞カードをつらっと眺めてて、「へ~ドラムの人はTakashi Furutaっていうんだ~、すげーな、あの超有名ドラマー古田たかしと同姓同名じゃん」とか思って、でもさすがにできすぎだよな…と公式サイトで確認したら、うわ、あの古田たかし氏本人でした(笑)!!マジっすか…全然知らなかった…。このマキシのときはメンバーだったものの、97年に脱退しちゃってるみたいなんだけどね。いやーほんとビックリ。古田たかしさん、言わずと知れた佐野元春さんのバックバンドを長ーく長ーくつとめてるドラマー。もー私なんか高校生のころ、なんど彼の生ドラムをライブで聴いたことか。高校のとき音楽話のできる唯一の友人だったMりんが「古田たかしファン」だったから(笑・いるんだよね…そういうちょっとツウ好みな人…)、印象強いんだよねー。やー彼が叩いてるんじゃ、そりゃカッコいいはずだわ…。

 

Dr.StrangeLoveの名前を知ることになったそのムーンライダーズの『月面讃歌』ってアルバム、“ムーンライダーズの元の録音トラックを若手ミュージシャンにゆだねた”っていう文章が必ずマクラにくっついてるから、Dr.StrangeLoveも「若手」だと思いこんでたよ(笑)。古田たかしさんも、今現在ふたりでDr.StrangeLoveをやってる根岸孝旨さん(b,vo)も長田進さん(g,vo)も、私より年上じゃん(笑)!そっかー、ムーンライダーズより「若手」って意味だったのか…。 あーほんとビックリした。で、ものすごく今さらだけどDr.StrangeLove、カッコエエな~。(バンド名もカッコいいしね。コレ重要。)いちばん新しいアルバムは2004年に出てるみたいだけど、買ってみようかな。…っていうかこの04年のアルバム、オフィス・オーガスタのインディーレーベルから出てる!オーガスタかあ…それもビックリ。以上、私の遅すぎる出合いと発見でした。ま、遅すぎても出合わないよりいいよね。レコ屋、ふらついてみるもんだ、やっぱり。

 

*『手のひらの中のFreedom』Dr.StrangeLove