握手を拒む、というのはたぶん日本人がもっとも苦手なことのひとつだろう。今朝はスポーツ新聞はもちろん普通紙も、古田選手が握手を拒否した場面の写真をトップに報じていた。これがこんなに大きく扱われるのは、「たかが選手」がオーナーの握手を無視して…

恒例のちょっと遅い夏の旅行。恒例の東北方面へ。実家に帰る旅でもないので毎年東北でなければならない理由はないのだけれど、人で混むところを避け温泉を選ぶ結果、ここ何年も夏の旅行は東北、ということになっている。とりたてて名所旧跡を巡ったりもしな…

真夏の真昼にネットの片隅で恋のカナヅチ二人が溺れるように恋愛談義。曰く「師弟愛」だとか「プラトニック」だとか「嫉妬」だとか。ともに夫あり子ありの彼女とは、どうも踏み抜くポイントが似ているようでこれまでの人生まったく別々の場所で、恋にも音楽…

言葉は先にある、のだ。突然だけど。 このあいだS大のY先生に聞いた話は2～3歳児のがまんについて、だったのだけれど結論から言えば、2～3歳の子どもにがまんは無理。「今日はお菓子は買わないよ」なんていう約束も無理。だそう。（まあ私の日常的体験から言…

「ももたろう」の絵本を読んでやっていたら鬼から奪い返した宝物を持ち帰る最後のページの荷車に積まれた赤いサンゴを見て5歳児が怪訝そうにひとこと。「これ、私欲しくない。これ、きれいなの？」ううむたしかに、ただの枝のようなそのサンゴの絵を見ても宝…

連続真夏日を40日で停めた昨日の天気が 連続真夏日を40日で停めた昨日の天気が地面の熱を奪っていったせいか今日も思ったほど湿度は上がらず過ごしやすかった。そして、ふと空を見れば見事なうろこ雲。秋の空みたい、いや、秋の空なんだ。もうお盆も終わって…

弟が日曜に仕事先の韓国に帰るというので土曜の夜に家族でビアガーデンに繰り出した。去年は寒い夏で、一度も行くきっかけがなかったっけ。目指すは高尾山の中腹。ケーブルカーで登った海抜500メートルに、それがある。まず、京王線の終点の高尾山口に着き電…

このところ、創作おはなしがはやっている。ふとんに入り電気も消して部屋を真っ暗にしてから私が勝手におはなしを作って聞かせるのだ。荒唐無稽な冒険譚が繰り広げられればそれは面白いのだろうけれど、そこは私の能力不足で、いたって平和なおはなしが毎晩…

その頃付き合ってると周りに思われていた（それは誤解で、私には他に好きな人がいたし私がその後本気でヤツのことを好きになったときには彼には結婚を約束している高校時代からの彼女がいることがわかった、まあ本題には何の関係もない話だが）オトコが大学…

2年間の契約で韓国で仕事をしている弟が一時帰国したので、実家の父と弟と、私たちとで落ち合って、夕食を共にする。私と2歳違いの弟はとてもマメな人間で、今回も、私たち一人ひとりにきちんとお土産を買ってきてくれているのが相変わらずだ。3歳児にはコリ…

O大に先生の話を聞きに行く。その分野そのものには造詣のない私だが大学のセンセイというのはある意味学問界のオタクでマニアなのだよなあと思える過剰な愛情にふれるとうれしくなる。 帰り道、同席した数人の会話は先生って熱が入ると早口になるよね、あの…

昨夜、晩ごはんを食べてから羽化直前のセミの幼虫を見つけに公園の中の林まで行った。平均的にどれくらい探せばセミの幼虫が見つかるものかは見当がつかなかったけれど拾い物の得意な家族がわりとすぐにそれを見つけたのだ。 帰宅してりんごの木の鉢植えに放…