カーネーション
相変わらずカーネーションと九段会館とその周辺をうろついてる、日常と私の思い。moonriders.netの中の鈴木慶一さんの日記(「鈴木慶一の暮らしの手帖」12/12付)を読み、またじーんとしてしまう。『カーネーションは3ピースになった直後も見たが、大変な勇…
奥付に「発行日 2004年12月12日」と記された、手にしっくりなじむ形と重さの「COLD RAIN & SNOW」というその詩集を繰りながら、直枝さんのやさしさも強さも大好きだけれど、私はやっぱりこの人のイカレたとこにたまらなく魅かれてるんだ、と思う。静かな視界…
九段下の駅を降りてすぐ、闇の中に浮かぶ九段会館を見ただけで、それだけで、来てよかったと思った。この場所にこだわった3人の思いが、この格式ある建物を包んでるような気がして。“21年目のカーネーションSPECIAL”。それぞれ別に取った席が13番と15番だっ…
カーネーションat九段会館がいよいよ明日。どうしよう、緊張してきた。いや別に私が歌ったりギター弾いたりするわけじゃないんで緊張することもないんだけど。慶一さん博文さん良明さんまで出ちゃうしなー。明日を過ぎるとしばらく無口になっちゃいそうだ、…
泣きたいときに涙が出るなんてそんなマンガの主人公みたいなこと、少なくとも私の場合ほとんどない。その涙が何かの手段になってしまいそうな場面なら余計ね。でも、カーネーションの新譜の中、「十字路」のこの詞には無条件に涙が出てしまう。誰の役にも立…
ただひたすら圧倒され続けていて、なかなか言葉にならないのだけれど。カーネーションの新譜「SUPER ZOO!」。直枝さんの言葉が、深く、ストレートに心の奥に刺さってくる。ときにやさしく、ときに激しく。私、リアルな日本語にこんなに飢えてたんだ、ってハ…
幼児持ちの私にとって「ライブに行く」というカードは数に限りのある弾丸のようなもので、時機と条件が揃ったときに「すわ!」と取り出して、狙いすまして使わねばならない、大切にね。一昨日その貴重な弾丸を1発、当日券に換えた。カーネーションの企画ライ…
轟音、疾走、恍惚。揺るぎない男っぽさととろけそうな色っぽさ。ロックバンドがロックバンドであるためのすべてが、圧倒的な形でそこにあった。クアトロのステージに立っていたカーネーション。今の日本で考え得る最強のスリー・ピース・ロックバンドだ、誰…